月が綺麗だからなんだって話で

アセクシャルな人間の雑記

あじさいかわいい

アジサイには大まかに二種、外来種でよく見かける「セイヨウアジサイ」と、本来日本に昔からあった原種「ガクアジサイ」がある。

そこら中にある丸いアジサイがセイヨウアジサイで、つぶつぶを囲むようにして広がるのはガクアジサイ。ちなみにアジサイの花は花びらのような部分ではなく、その中心にある玉。

花びらのように見えるところは萼(がく)だ。

ちなみに英語ではHydrangeaラテン語の「水 hydro」「器 angea」が合わさった言葉で、がくに水がたまった姿から「水の器」という名前がつけられたらしい。

 

私の一番好きな花はかすみ草で、二番目に好きなのがあじさい。

あじさいはかわいい。自分が愛されることを知っているだろうけれどかわいい。花言葉がなかなかにかわいそうだけれどかわいい。

青いあじさいは「冷淡」「無情」「高慢」「辛抱強い愛情」「あなたは美しいが冷淡だ」

長い雨に耐えるところから辛抱強いという言葉が出てくるらしいのだけれど、それにしたって言われすぎではなかろうか。かわいい。我慢強い、とかにしてあげればいいのに。

赤いあじさいは「元気な女性」

ちょっとよくわからないけれど欧州でよく見られる色で、なんか、この言葉はそっち側の人たちのもつイメージらしい。知らないけど。でもかわいい。元気な女性もかわいい。

白いあじさいは「寛容」

最高、かわいい。超好き。白はあじさいの最初の色で、そこから土壌に含まれる成分によって色がかわっていく。そのすべての変化を受け入れることができるから、白は「寛容」が花言葉。すてき。

ちなみにガクアジサイそのものにも花言葉がある。「謙虚」だ。セイヨウアジサイにほとんど生きる場所を奪われ、あじさいのイメージも奪われ、人気も奪われ、その上花言葉は「謙虚」にされるなんて、皮肉が過ぎる。かわいそう。そんな不憫な扱いをされているガクアジサイ、かわいい。

 

要は、あじさいかわいい、ということなので、特別何か言いたかったことがあるわけではないです。

 

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Hydrangea, moisture-loving plants, like you...