月が綺麗だからなんだって話で

アセクシャルな人間の雑記

雑記

1万字超えの好きの話

最近、私の世界観は何を経てこうなっているんだろう?と思い返す機会がたくさんあったので、私が影響を受けた映画や小説を挙げてみたいと思います。 ちなみに影響を受けるためのベースは、思春期を迎えるまでの期間で虚無感でいっぱいの子どもになった育ち方…

絶対に泣いてしまう日

母と、父の実家の裏庭を歩いた。 これはケヤキ、これはツバキ、今ちまたで咲いてるのはサザンカね。これはビワ、ビワはどこかに毒があった気がする。たしかここにアーモンドが植わってるって聞いたことあるんだけどどれだろう、さすがにお母さんもアーモンド…

大どんでん返し、故にザコぴよ

(新年早々、前年の宿題を引っ張ってます。ボヘミアン・ラプソディーのネタバレな上に、セクシャル的な話をただ私の独断と偏見で書いているので、その類が嫌いな人はご注意ください。) 初っ端から独断だけれど、恋愛に関して、多くの人が心のとなりに欲を置く…

おあとがよろしいようで

1ヶ月弱経ってせっかく落ち着いたのに、アナザーストーリーとか放送されてしまって愛が爆発してしんどいので書き殴りを。自己満ブログなので、PloomTECH読んでくださったときよりも、暇で暇で暇で暇でもう暇すぎて死んでしまいそうな時に読んでもらえたらと…

さよなら禁煙 (思いがけず長編)

とうとう買ってしまった。Ploom TECHを。 今の会社に入ってからの二年間で、寝る前に二本吸わなきゃ寝られないところとか、二箱持ちがデフォルトなことろとか、チェーンスモーカーなところとか、そういった全部をやめていけるように頑張っていた。そのおかげ…

桜梅桃李

おうばいとうり 草木の枯れるこの時期にこの話をするか、という気もするけれど、私が一番好きな言葉がこの「桜梅桃李」(李は、すもものこと) 超端的にいうと、「それぞれが独自の花を咲かせること」「人も一緒でなくて良い、それぞれの個性を磨こう」といっ…

ぼやけた世界

逆光だったのもある、それでも輪郭以外見えなかった。 すこし暗めの、どのパーツも見えない顔だった。 目の前には輪郭のない建物と、丸くぼけたあかりと、うっすら形がわかるアパートの階段、全部がぼやけていて。はっきり捉えらえるものは、何もなかった。 …

あじさいかわいい

アジサイには大まかに二種、外来種でよく見かける「セイヨウアジサイ」と、本来日本に昔からあった原種「ガクアジサイ」がある。 そこら中にある丸いアジサイがセイヨウアジサイで、つぶつぶを囲むようにして広がるのはガクアジサイ。ちなみにアジサイの花は…

ふわり、とろり

窓を開けて、鼻からすっと空気を入れると、体中にふわりと広がる秋の香り 冷たくて、それでいて少し甘くて、鼻の奥がツンとして、涙が出そうになった もう一度ふわりと充満させると、それは淋しい匂いで、今度は一筋だけ、涙がこぼれ落ちた ころころとした音…

ひとり花火の燃えのこり

少し肌寒くなった時期に、長袖のシャツとゆるいパンツをはいて、そこそこ冷たい風が吹き付ける海辺で、花火がしたい。線香花火を。ひとりで。 いかにもメンヘラっぽい思考回路だなと思う。極めつけに、ひとりでは行ききらないのだからどうしようもない。 昔…