つきの徒然

アセクシャルな人間の日々の雑記

久しぶりに好きな音に会ったので -THE FIRST TAKE-

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私の大好きなTHE FIRST TAKEに大好きな歌声のsumikaが登場。
好きな音しかなかったので、いつぞやの『言の葉の庭』実況と同じように書いていきます。

 

01:07 この、水風船を抱えてそうな手の形。超好き。立ち姿がかなり好き。

01:10 ただのフェチですが、ベースノイズがなくなって急に無音になるその瞬間が好きです。しかもこれちゃんと整音してきれいに素早いフェードがかけられているので、すごく私の好きな音の消え方をしますね。

01:18 「迎えにゆこう」の「え」の奥でノイズが鳴るのが、人間味のある音になっていて一発録りの音なんだな、と感じさせますね。ほのかなノイズで良き。

01:20 立ち姿超好き。たまらん。多分、マイク・ポップガード・人って並びで見えてるのがめちゃめちゃに好きなんだと思います。仕事でずっと、この並びでマイクに向かう人たちを見続けてきたからかもしれませんね。パブロフの犬みたいに、この並びを見るだけで「ああ、私音のこと大好きなんだよな」ってほかほかした気持ちになるので。よくわからない人は好きな人が穏やかな顔でスヤスヤ寝ているのを隣で見つめている時の気持ちを想像してください。それと同じ気持ちです。

01:22 「雨も虹も」の「あめ」の音が他の音よりもまっすぐに聞こえて好き。

01:24 「虹も」の「も」を歌った時の目線が好き。これが昨日のstand.fmで話した、「私がスピーカーから飛んでくる音を視覚で捉えて追いかける時の目に似ている」と言っていた視線です。本当のところどうかは知りませんが、視線の先の壁とか人を見ているのではなく、その間の空間の空気を見ているように感じる目ですね。私が音を追う時も、もちろん音は空気の揺れなので追うのは空気です。焦点は目の前の物体より全然手前。

01:26 これも昨日話していましたが、「今から全て」の「か」で、上体を後ろに引くところがもうとんでもなく好きです。引いた方が音が出やすいのかもしれないし、音圧的なことを意識してるのかもしれないし、どうして片岡さんがそうやって歌っているのかは分かりかねますが、もしMIXにおいて音量調整が特にされていないのであれば、この上体を引いたことで絶妙な音圧で音がマイクに入っているので、ここまで聞いたどんな音よりもきれいに澄んで聞こえますね。最高。ここだけエンドレスリピートでも構わない。で、この音が他の音と違って聞こえるもう一つの理由が、音が引いているから(感覚)という点です。それまでの音はほとんどが前に押し出された音ですが、「か」は上体を引いていることもあって音の形が変わります。それまでが丸い球だったとしたら、これは全面が赤血球のように丸く凹んでいるような形で。それがまたいいですよね。自分で「か」の部分で上体を引きながら歌ってみるとその丸い凹みがわかると思います。たまらんすぎ。好き。

01:27 「今から全て」の「ら全て」部分の目線が色気あって好きです。エロい。この時の片岡さんがどういう気持ちでこの目をしたかは知りませんが、音を触ったり出したりしながらこの目をする人や、声を出しながらこの目でマイクを見る人を見るとドキドキします。たまにいる。見てるわけじゃないし別に視覚で何を捉えようとしているわけでもない、ただ音を感じている目(勝手にそうだと思ってる)が死ぬほど好き。ちなみにこの目でだれかを見る人のことは、怖くて苦手です。人が人に好意を持って見つめる視線は感情が見えすぎて超絶嫌いなので。だから人のこと好きになれないのかもしれない。

01:31 「迎えにゆくよ」の「くよ」の時の目。好きな目や音がありすぎて全然進みませんね。特に「く」は、目の前にある机に丁寧に音の球をおいているような雰囲気の音で、かなり好きです。机というか、五線譜というか。ふわっすとん、と置くような感じの音。

01:34 この手の動きと同じ形で、伸ばしていた音が消えるのがすごい。少し膨らんですっと消える音。片岡さん、音の魔術師か何かなのかなって思えるくらい、手と音が同じ。

01:45 「暗い暗い」の最初の「く」が、ドレミに乗り切らない音をしているのだけれども、口からじゃなくて喉仏の少し下、鎖骨の間の窪みより少し上から出てきたような音をしているのがとても好きです。次の「らい」とは1オクターブ差があるので、その助走のような音な訳だけれども私は助走になってる音がだいたいなんでも好きで、そこにすごくその人らしさだったり魅力が出ると思っています。セリフとかでも、そういう助走的な音の方が好きです。

01:46 「暗い暗い暗い」のこの降りてくる音でやさしいふんわりとした、風船っぽいボールができるのがかなり気持ちがいいです。「暗い暗い暗い」で一旦くびれて、「部屋を作って」で筒ができて風船が閉じられるような感じ。伝わる気がしないですね。

01:50 「気づかない」の「き」がさっきの助走音論に則っていて好きな音です。

01:53 「心は痛まない」が「こころ”o””wa”いたまない」となっていて、このoとwがかなり好きな低音をしていてたまりません。まあ低音を出してるから当たり前ですが、声帯の下の方が震える音が私は好きなんでしょうね。さっきの鎖骨の間の窪みより少し上、というのはこの声帯の下の部分ってことだと思います。声帯の勉強はしたことがないのでわかりませんが。ちなみに私は自分で首を掴みながらちょっと音程低めの歌を歌うのが好きです。低い音の時の大胆な振動が気持ちがいいので。(急な性癖暴露)

01:54 「痛まない」の「い」が切れる時の音が最高。この音が人間になって出てきたら、相当魅力のあるクズじゃないでしょうか。私はきっとその人のことを大好きになると思います。泣かされてもいいです。(???)

01:57 目。マジでこの目、心がズクン。。。としません?何なの?好きです。

02:01 「他ならぬ僕と」の「と」の後の息継ぎで喉が鳴ってる音が好きです。これは前職時代はナレーションやセリフでは完全に抜いてしまう音ですが、抜いてしまう音=余計な人間味が強くなる音、と私は解釈していたので、歌でこの音が聞こえると「ああ、人の声の音だ」と感じることができて胸がキュッとなります。愛おしい音です。

02:04 「僕の手だ」の部分で体が少しずつ後ろに下がっていって、反対に手は前に伸びますね。好きです。音のイメージが完全に姿勢と手の形で表されてるのがすごいなと思います。私に見えてる片岡さんの音もそんな感じの形です。

02:07 「知らなけりゃ良いこと」の「こ」だけ口の奥の方に音を追いやってる音がしますね。好きです。kの音が前に出過ぎないようにしてるのかと思いましたが、他の部分はそうでもなかったのでこの「こ」だけっぽいです。これもただの性癖の暴露になるんですけど、人の顔の表面の皮膚や筋肉が透けて、歌っている時の口や歯、舌の動きが見えるようになったら良いのにな、と常々思っています。そうしたらその人から出てくる音だけじゃなくて身体で音が作られるところから見ることができるんですよ?最高じゃないですか?声帯なんかの研究で、発生時の声帯や口の形を写したMRIの画像がありますが、これはリアルタイムじゃないのであまり魅力は感じません。私はリアルタイムにその音がその身体からどのようにして作られ、どんな形で外に出てきて、どんな感触をしているのかを知りたいのです。顔の表面を透けさせることさえできれば知ることができるのに・・・。

02:08 「良いことだと逃げるのは」の「ことだとに」の部分、全部目線が違いますね。好き。何見てるんだろう。

02:10 「逃げるのはもうやめ」の「め」、これは上体を引いて歌うアレなので当たり前のように好きです。最高。そして「め」の後の一瞬目が開くんですが、この目も最高です。は〜〜〜好き。というか「知らなけりゃ良いことだと 逃げるのはもうやめ」の部分、全部好き。はあ?好き。キレそう。好き。この部分の目が擬人化したら私はベタベタに惚れるな、絶対。私のことなんか絶対に見ない人なんだろうな。良いな。好きです。

 

ちょっと待って、全然進まん。

 

02:12 ここしばらく立ち姿が映るんですが、この時の片岡さんの抱えてる水風船が欲しいです。水風船というか、抱えてる空気のクッションがすごくきれいな形をしている気がします。

 

待って〜〜〜〜〜〜良い音と視線を探してたらうっかり先々まで聞いちゃって胸がギュンギュンしてもう何も言葉が出てこない。好き好きの好き。もちろん片岡さんの顔も普通に好きで「顔ファンかよ!!!」って言われても何も言い逃れできないくらいには顔ファンでもありますが、なんかこのTHE FIRST TAKE観てたらこの動画に映っているもの全てが愛おしくなりますね。頭おかしくなりそう。愛おしい。片岡さんが、ということではなく、この動画で音を出しているもの全てが。こう見ると、人間って楽器なんだなぁとより強く思いますね。すぐこうやって人間から感情を除外しようとしますね。人を人形とか楽器とか思うのはもう、癖です。頭痛くなってきたな。

 

02:16 「飲み干したら」の後の息継ぎ。かわいい音がしますね。好き。

20:20 「ああ夜を越えて」の「ああ」。やばくないですか。音の出だしから消えるところまで全てが完璧。好みの音。やばい。ただでさえ無い語彙が消滅。やばいこれは。好き。たまらん。「wああuo」みたいな感じで音が聴こえていますが、このwはその前の「自分だろう」の名残、「uo」は「ああ」の音を切る時の形でそういう風に聴こえるんだと思いますが、もうその全てがこの完璧な音を作り出す要素となっていて、たまらんどころの話じゃないです。事件。これはもう事件。私の心が全部持っていかれました。ルパンもびっくりするレベルで心奪われましたね。この「ああ」を私はおじさまと呼ばせていただきます。ずっと聴いてたいしなんならこの音と結婚したい。

02:23 「闇を抜けて迎えにゆこう」の目。はあ〜。もう〜好き〜しんど〜。確かにこの目に迎えにきてほしい。即落ち。

02:31 「悩む森も」のp「なや」がここまでで一番きれいな丸ですね。多分一番口の中が開いたんでしょうね。美しい丸。「や」はちょっと音を奥に引いてますね。それも良い。ちょっと笑って歌ってるように感じられるのもまた、最高ポイント。

02:34 「厭わない」の「わ」でがっつり上体引くのがもう、もう、もうもうもうもう大好きです!!!!!!!!!!ここは音がとかじゃなくて上体引いてる片岡さんが好きです!!!!!!!!!!ここ嫌いな人いるの?絶対いないでしょ。みんな好きでしょ。私も好き。手も若干開くんですよね。たまらんすぎ。無理。好きです。あー好き。

02:40 「毒を飲んでさ」の「さ」の時の目。えっっrrrrrrrrrrrrrろい。もうさっきの「わ」で一旦「片岡さん好き好きモード」に入っているのでしばらく音以前に片岡さんの顔が好き、みたいな状態になっていますが、もちろん音も好きです。でもここはこのエロい目線と顔が好きです。殺す気ですかね。あーーーーーーこの目を見られる彼女や奥さんが羨ましいですね。見下ろされたい目。でも私、この目をする人でまともに恋人のことを大事にする人に会ったことがありません。片岡さんがドクズなら超絶最高ですね。

 

興奮が冷めないので一旦好きな目線部分全部書きます。書き切ってまた戻って好きな音部分を書きます。あと今カットパインを食べ始めてしまったのでもぐもぐ音で音が聴こえないっていうのも原因です。

 

02:42 「夜を越えて」の「る」で瞬きしたあとから伏し目がちになりますが、この目も良いですね。

02:44 「闇を抜けて」の「やみ」は完全に焦点が空気ですね。虚ろな感じで最高。下手したらこれが一番好きかもしれない。

02:53 「目背けずに」の直後にカットが変わりますが、これなんであと数コマ早くカット切り替えてくれなかったんですかね。これ直前ちょっと笑顔ですよね?だからカット切り替わったところで若干笑顔成分が残ってて、「今から」と歌うために息継ぎするところの直前がめちゃめちゃ素敵なお顔な訳ですよ。絶対に笑顔だった。「背けずに」の「に」の音が笑顔な音だもの。

02:56 マイクになりたい。

03:10 虚空を見つめる目。

03:12 「ぬかるむ足元」の「と」の時の目やばない???????あ〜辛くなってきましたね。最高の過剰摂取はそれはそれで良くないんですね。用法用量を守らなきゃいけないんだな。(こうやって分解しなければ良いだけでは??)

03:33 ここから03:40までお祭りですね。もはや片岡さんの目になりたい。03:34の「迎えにゆこう」の「え」で顔を横に逸らしますよね。私、怒鳴ってる人が時々いずれかの一音で顔を逸らすのが好きで、目の前の上司がブチギレてて超怖くて泣かされていた時も「あれ見れたし良いや〜」と思えるほどハッピーな脳みそをしてるのですが、この03:34の目そらしから片岡さんもブチギレたら「なんでこんなことも分かんねぇんだよ!!!」の「なん」で顔を振るのかもなぁ、とか思って興奮しました。社会人一年目の時に私にブチギレてたのが、好みの顔の上司でよかったなとつくづく思います。これ嫌いな顔の人だったらただのトラウマですからね。元上司、ありがとう。

03:36 「傷の海も」の「きず」の部分でちょっと苦しい目になるのも良いですね。「も」の目線はエロいし最高。辛い。

 

ちょっと待って、キリがないしお前なに書いとんねん、みたいな気持ちになったので音の話に戻します。カットパインも食べ終わったので、02:40に戻りましょう。

 

02:45 「闇を抜けて」の後の息継ぎで音がなりますね。良いですね。まあその前もなってますがこっちの方がいい音で鳴ってます。この後の「迎えにゆこう」の「む」もかなりきれいな形だなと思います。小さめのきれいな丸。

02:51 「目背けずに」の「め」が結構控えめですが、この音も美しいです。好き。まっすぐな音をしています。

02:54 「今瞬きを」の「いま」が、そのあとに上体を引いてだす「ま」のための助走的な感じになっていますが、そのせいもあってかすごく前に、遠くにすぽーんと飛んでいく気持ちの良い音になっていますよね。最高。その後の「瞬きを」の音も超絶好きだけど、「いま」の混じりっけのない純粋な音の方が私はより好きです。

02:57 「繰り返すのさ」の「くり」良すぎでは??????「くurり」って感じに聴こえて、この"u"と"r"の音を感じられるのがなんとも。

03:03 ここからの手の動きがかわいすぎ。

03:05 「雨降らす雲」の「あめ」の部分。低いところの音でイヤホン越しでも鼓膜が十分ぶるぶる震える感じがしてフェチです。やばい。この音は特に最高。

03:10 「目を打つは痛み」と「ぬかるむ足元は」の「み(息継ぎ)ぬ」の音全てが最強。「み」の切り方も上に上がってきて生きてる感じがする上に、息継ぎでさらに人間味が増して、リバーブ(響き)でまだ「み」の音が残ってるところに「ぬ」の低音が乗っかってくる感じがして、もう超きれい。強い。

03:12 「ぬかるむ足元」の「と」が、この後の巻き舌連発の予感を含んでいてとても好きです。

03:28 「ああ夜を越えて」の「ああ」。またそこかよと思われるかもしれませんが本当に本当にここが好きすぎて頭が痛いです。音の響き、音程、空気感、全てが好き。

03:38 「傷の海も」の後の息継ぎ。ぐるるって鳴るの本当に好きなんだよなぁ。このくらいの声域の男性から鳴るこのぐるぐる音が一番私は好きです。女性も鳴るけどぐるぐるが低すぎて声と馴染まないし、男性で低すぎる人のぐるぐるは怪獣みたいな印象なのであまり好きではありません。ちょうど歌ってる片岡さんのこのぐるぐるが一番好みの音です。

03:41 「悩む森も」の最後の「も」は、他の音とは違う雰囲気がありますね。なんだろう。ポンって投げられる感じの音だからかな?あどけない音で可愛い。

03:43 数ある「厭わない」の「わ」の上体反らしですが、ここのが一番好きです。この一瞬をスクショしてプリントして飾りたいくらい好きです。音は他の「わ」以上にマイクのベストポジションから外れているので一番弱い音になっていますが、その芯を外れた音すらも愛おしいですね。

03:44 「厭わない」の最後の「い」、これの切れる時の音の鳴り方が最高。空気の切れ方がいいです。

03:48 目が好き。

03:51 息継ぎの鳴り。どうしてもやっぱりこの音が好きで、全部意識が持ってかれます。

03:52 目が好き。カットが切り替わる直前の、アップの方。

03:52 ここからしばらくの腕と体の動きが大好きです。03:54と03:58で右手の指がくいっと空を掻くんですがそれがかなり好きで、心を鷲掴みにされました。

03:53 「闇を抜けて」の「て」がすごくきれいに伸びる音で、気持ちがいいですよね。ビームみたいな音。

03:59 目が好き。

04:01 「目背けずに」の「に」の音が、急に男らしい音になって好きです。その前の「光る朝に」の「に」よりも力が入ってる音がして、断然「目背けずに」の音の方が百倍くらい良いです。あと、首を倒すのも好きです。

04:02 ここの「いま」はめっっっっっっちゃくちゃに美しい音ですね。一番光が差している音、なイメージ。一番伸びやかという訳ではないのに、なんででしょうね。高級な音がします。

04:03 このカットは!!!!!手じゃなくて!!!!!!体が見たかったです!!!!!!!!!!!でもこの手も最高ですけどね。

04:06 「繰り返して」の「り」がこれまでに聞いたことのない「り」な訳ですが、この「り」の音が一番あんこ玉的な形をしてますよね。正確にいうと「くrlり」というような感じですが、あんこ玉っぽく感じるのは「l」の部分かな。他の球っぽいところはどちらかというとボールプールのゴムボールのような質感と質量なのだけれど、ここは中に詰まっていて重さがある感じ。すごく面白い音。

04:20 これまでにないくらいライオンっぽい感じ。急にガラッとするからかもしれないけど、優しい歌声の人からライオンの音がするのはとても好きなので、最後の最後にがっつり撃ち抜かれました。というか、機関銃で全身穴だらけにされました。好きです。

04:21 顔が好き。

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長かったですね。全然進まないし再生ボタン押してもすぐ止めることになるので、書き終わらないかと思いました。

顔ファン撲滅委員会会員の方がもし読んでも、怒らないでください。顔は好きですが。歌もちゃんと好きですし。どちらかというと音が好きなので。

私は音楽の音はあまりわからないのでそこまで意識して聞いたことがありませんでしたが、好きな音だと思えたらもうそれは声聞いてる時と変わらないんですね。初めて知りました。まあ、歌も結局声だしね。そりゃそうだよね。

 

 

最後に好きな「水風船を抱えている姿」を載せて、おしまいにします。

 

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この企画の影の立役者は、おそらく照明さんだと思います。画面がとても美しいので。

 

 

 

 

 

 

 

指揮者と伴奏者、君と私、ふたりだけの世界

(自分語りでえげつない文字数書くので読んだ後に具合悪くなっても自己責任でお願いします)

 

まだ恋愛感情があるとかないとか考えたことのなかった昔の話。

 

ずっと近くで一番の味方をしていたいけど、そんなこといつまでもはできないんだろうな、と思っていた相手がいた。
彼と私は、友達だった。一番仲のいい異性の友達。たぶん彼もそう思ってくれていたと思う。彼は目立ちたがり屋で、身体が大きくて、声も大きくて、ちょっと反抗的なところがあって。でも正義感が強くて、お父さんを尊敬していて、お母さんを大事にしていて、よく笑ってよく泣いて、友達思いの優しい人だった。

 

私たちはずっと、運命に守られてきた。

第一の運命、同じ日に、同じクラスに転入したこと。
私が田舎の2クラスしかない小さな小学校に転入した日、同じ学年の転入生は私含めて男の子2人、女の子2人の4人で、いずれかの男女ペアでどちらかのクラスに入るであろうことは明らかだった。
その小学校は、転入生がどのクラスに入るかは始業式で発表する形式をとっていて、体育館に入ると、クラスメイトになるであろう子達がこちらを見て、「あの子可愛いね」「あの子真面目そう」「あの子でかい」「というか男の子ふたりとも大きい」「男の子ふたり入ってこないかな」などと話しているのが聞こえた。小学1年生から6年生までの児童がずらっと並んだ体育館の壇上に立たされ、私は「4年2組に転入する、〇〇くんとつきのさんです」と紹介され、ぺこりとお辞儀をして元いた何年何組でもない列に戻った。
緊張ばかりでほとんど何も覚えていないけれど、教室まで先生に連れられている道中で、彼が「お前と一緒かー!よろしく!」と声をかけてきたことだけは覚えている。「どうして初対面からそうそう時間が経ってない奴に『お前』なんて言えるんだこの人は」とイラっとしたので、それだけは覚えている。第一印象は最悪だった。おまけに4年2組での自己紹介が終わったあと、彼がなぜか先生に向かって中指を立てたことで、新学期早々道徳の時間が始まってしまい、第二印象も最悪であった。普通に最悪。頭おかしいんじゃないかと思った。

 

第二の運命、親同士が意気投合して友達になったこと。
転校生4人の親の中で、とりわけ仲良くなったのが、私の母と彼のお母さんだった。彼のお母さんも私のことをとても可愛がってくれて、私の母も彼のことをもう一人の息子のように接していた。彼は下に弟が2人いて、娘が欲しかった彼のお母さんにとって私は可愛がるのにちょうど良い存在だったらしい。
彼のお母さんと私の母が距離を置くまでの数年間、私と彼は双子みたいに感じる瞬間が幾度となくあった。ある日、「この俺らのお母さんが夫婦で、二人から生まれて、小さい時から一緒に大きくなってきたような気持ちになる時がある」と彼がこっそり教えてくれた時、「ああ、世界には私と全く同じことを考える人が存在するんだ」ということを知った。彼が私の世界に入り込んできた瞬間だった。

 

第三の運命、というか、もう双子だと感じてしまっていた私たちは、何をするにしても選ぶものが全て同じだった。
小学4年生から中学3年生までの6年間、彼とクラスが離れたのは中学2年生の時だけで、この年が一番つまらない年だった。修学旅行もあったというのに、大したことを覚えていない。何の色も塗られない一年だったように思う。
その年以外、例えばクラスでチーム分けをする時や、自分のやりたいことを選ぶ時、私が選んだ場所には必ず彼がいた。私は、仲のいい子がいるからやりたくないことをするチームでもそこに入る、なんて空気を読める子ではなかったので、いつでも自分のやりたいことを選んでいた。彼がどうしていたかはわからない。小学4年生・6年生・中学1年生は年中いじめられていたので、ひょっとしたら彼が私の選ぶものを見越して傍にいてくれたのかもしれない。いや、自意識過剰か。真相はわからないけれど、基本的にずっと一緒だった。

ちょっと彼とは関係ない話になってしまうが、私は幼い頃からピアノを習っていて、小学4年生からは昔通っていた市内の小学校で練習をする合唱団に入った。
我が家は県内を転々とする転勤族で、幼稚園から小学1年生まで市内、小学2・3年生は離島、小学4年生からは今の田舎、というように小学校3校に通った。だんだん学校までの距離が遠くなるのが辛かったのは、それはそれで良い思い出である。
いじめられまくっていた頃はこの合唱団の練習に行くことだけが日々の救いで、いつまでもこの中で必要とされたくて、自分の価値を周りの大人たちに認めてもらいたいと思って始めたことが、合唱の伴奏だった。みんなで歌うことも好きだったが、どうしてか私は歌詞を覚えることが苦手で、ずっと楽譜を見ていられる伴奏者がずっと羨ましかった。その合唱団の中でピアノを弾ける子はたくさんいたが、先生たちが子供の性格を見たのか、あまり歌では前に出たがらなかった私がとある曲で伴奏をさせてもらえることになった。

その曲が「この星に生まれて」

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たったこの1曲で、私は「自分のピアノで人に歌ってもらえることの楽しさ」に目覚め、受験を理由に合唱団を辞める中2の冬まで、あまり歌うことはせず伴奏者として合唱を楽しんでいた。というのも、合唱団の先生は声楽家だったりプロの楽器奏者だったりで、伴奏の重要さを何よりも知っている人たちが徹底的に「伴奏とは何か」を私に叩き込んでくれたのだ。
伴奏者は目立たない。というか目立ってはいけない。主役は歌、楽器、そのほか「伴奏ではない人たち」だから。でもそんな伴奏者にも自己主張していいところがある。それが、前奏・間奏・後奏。ここでどれだけ曲全体を聴かせる演出ができるかで、その「伴奏者」の力量が決まる。その難易度の高さが、私にはとても楽しかった。私の弾く伴奏でみんなが楽しそうに歌ったり演奏したりするのが、とても嬉しかった。

 

そんな風に「伴奏者」であることに誇りを持っていた私のことを、母親伝てで彼は知っていてくれたらしい。
小学校はどんな時でもピアノ伴奏は音楽の先生の担当だったので、私が人前で弾く機会はほとんどない。けれど、小学校を卒業した後の、先生たちの辞任式の日。この日は音楽の先生が転勤するということで、主役にピアノを弾かせるのは如何なものか、と先生たちの中で話があり、小学生最後の日に私は、これまで学校の友達には見せたことのなかった「伴奏者の私」になった。
実は私が伴奏を務めるというのはもう卒業式が終わった後に決まったので、彼にとってもこれはサプライズだったのだけれど、「次につきのが学校で伴奏を弾くときの指揮者は俺がする、悔しい」と言って彼は泣いた。泣くことか?と思ったが、彼のことが大事だった私はその独占欲がとてもおいしかったので、「じゃあ中学校の合唱コンクールは絶対に私の指揮者をやってね」と約束を取り付けたのだった。(泣かれてうれしいことがあるんだなぁ、とゾクゾクした記憶がある)

 

私たちが通った中学校はこれまた小規模で2クラス。好きな人とも「同じクラス」か「隣のクラス」かしかない、恵まれた環境だ。そして、これは他の中学校でも同じかもしれないが、年に1回合唱コンクールがあり、それぞれ自由曲と課題曲の2曲を歌うことになっていた。指揮者と伴奏者は同じ人が担当することがないよう、絶対に4人出さねばならない。とはいえ、学校のクラス決めというのはリーダーシップが取れる子、前に出られる子、出たくない子、勉強ができる子、できない子、ピアノが弾ける子をちゃんと考えて配分するので、毎年絶対にすんなり4人が決まるようにできていた。

中学1年生の時、私と彼はそれぞれ伴奏者と指揮者になり、同じ曲を担当することになった。特に示し合わせたわけでもないのに一緒になったので、どうしてかと聞いたところ、「約束したし」としか教えてもらえず、全然素直にならない彼にあの日泣いてたのは誰だよ!と言ってやろうかとも思ったけれど、これから先も彼には私の指揮者でいてほしかったので、くっと堪えた。えらい。あと「絶対に俺とお前で最優秀指揮者賞と最優秀伴奏者賞をとる」と言ってくれたので、うれしくなって完全に許した。
実際に練習を始めてみると、自分が伴奏者を務める曲の指揮者が大事に思っている人というのは、なんとも興奮する状況だった。指揮者はみんなの指揮者だけれど、みんなが歌わない前奏や間奏、後奏の間は「私だけの指揮者」になる。もちろん歌っていない間だって曲は続いているし、間奏なんかは休み時間ではないのでこれは結構怒られそうな考え方かもしれないけれど、それでもみんなのことばかり見ていた彼が絶対に私の方を見てくれる時間が、そこなのだ。うれしくないわけがない。しかもこういうお祭りごとが大好きだった彼は、指揮者も立派に務めあげたいと思っていたようで、曲が決まってからは毎日昼休みに二人で自主練をしたり、お互いの解釈や意思のすり合わせをしようと提案したりしてきた。真面目か。
そんな風にして、結果的に彼とかなりの時間をふたりきりで過ごせる状況に身を置いていたおかげで、変な性癖に目覚めてしまった。

 

「アイコンタクトやばい。ふたりだけの合図、ふたりだけの世界。やばい(語彙消失)」

 

さすが思春期。ただでさえこじらせやすい性格なのに、私が完全にハマる価値観をこの時、指揮者と伴奏者の間に見出してしまったのだ。文字にするとキモさが増すな。

結局私は最優秀伴奏者賞を獲れたが、最優秀指揮者賞は3年生の先輩だった。また彼は泣いた。「絶対に俺とお前のコンビの方がよかったのに。息が合っていたのは俺らだった」と言って、ぐわーーーっと泣いた。子熊が泣いてるのかと思ったけど、かわいかったので黙っておくことにした。

「まだあと2回チャンスあるし、次は獲れるよ」
「お前来年も絶対同じクラスだとは限らないじゃん」
「違っても、3年生があるじゃん。でも私あんたの指揮じゃないと嫌だけどね」
「俺もお前の伴奏じゃないと嫌だ」
「てか、あんたが別の人の指揮してるのを見たくない」
「あー……もし来年一緒のクラスにならなかったら、つきのは伴奏しないで」
「それは嫌だ」
「そこはうんっていうとこやんけアホ」
「どうせあんたも違うクラスでも指揮者やってると思う」
「してるかも、うん、多分俺指揮者やるな」
「そこはしないって言えよバカ」

この会話がフィクションじゃないのが青春の凄さだし、この会話を未だに覚えてるのが青春の痛さだ。

 

この会話がフラグだったようで、中学2年は前述した通りクラスが別れ、会話の通り私は違う男の子の指揮で伴奏を弾き、彼は違う女の子の伴奏を指揮した。私は「絶対にあの女の子にだけは最優秀伴奏者賞をとらせない」という気持ちを胸に、前年よりもたくさん練習をしたのだった。青い。
ところが最悪なことに、この学校では2年生でよかった方のクラスが中学生合唱コンクールの県大会に出場することになっており、いろんな学校の人の前で、彼は【知らん女の弾く曲で歌う】隣のクラスの合唱を指揮することになった。知らん女は知ってる女の子だが、知らん女とでも思ってないと悔しくて泣いてしまいそうだったので、知らん女知らん女…と思い続けた。この悔しさは未だに覚えてる。何しろその時の曲があの、「この星に生まれて」だったのだ。フィクションの世界だったら、私と彼は同じクラスで、一緒にどこぞの舞台上で指揮者と伴奏者をやってたはずなのに、さすがはノンフィクション、そううまくはいかない。その曲で彼が知らん女の指揮をすることが、何よりも嫌で、結局家でひとり、大泣きした。
翌日に「見て!コンクールの冊子!俺の名前ここ載ってる!普通に負けたけど!」と言いながら冊子を持ってきた彼の前では絶対に泣きたくなかったので、彼の名前に並ぶその知らん女の名前だけは絶対に視界に入れないようにした。先生を恨んだ気もする。我ながら、一生懸命で痛くてかわいい。

「はいはいあんたはさぞかしかわいい〇〇ちゃんと見つめ合えて楽しかったでしょうね」
「は?そんなことないけど、なんで怒ってんの」
「うっさいバカ。あんたはどうせ来年も〇〇ちゃんの伴奏で指揮者がやりたいんでしょ、同じクラスになれるといいですね」
「はぁ?思ってないしなんでそんな話になんの」
「いいよいいよ、そしたら私も誰かの指揮でその人と最優秀賞とってやる」
「それ言うのは無しじゃん」
「知らんし」
「あっそ、俺も知らん」

こんなことで出会って初めての喧嘩をし、それから1週間お互いに完全無視を決め込んでいたが、帰り道で一緒になった時にもう耐えられなくて、どちらからともなくごめんなさいをした。「初めて喧嘩したね」とか言いながら途中まで帰って、「やっぱり来年は絶対一緒に最優秀賞取ろうな」と約束して別れた。あー私何書いてるんだろ、はず。覚えてんのもはずい。

 

翌年、中学3年生。私たちは同じクラスになった。さすがは運命の神様が味方についているふたり。でも、運命の神様は楽しいことが好きなようで、件の知らん女も同じクラスだったし、なんなら彼女は彼のことを好きになっていた。やっぱりあの合唱コンクールのせいだ。彼女はドチャクソにかわいいし、すらっとしていて背も高い。チビでボチャっとしている私と並ぶと、100人中100人が彼女を選ぶ。なんなら学校で一番かわいい子だった。知らん女のくせに。いや知ってるけど。
おまけに彼が「〇〇さんも同じクラスか〜。こりゃどっちの指揮するか迷うな〜」などと私の神経を逆撫でするようなことまで言ってきて、完全に機嫌を損ねた私は再び喧嘩をした。この時は3日くらいで仲直りしたが、学校で一番ピアノが弾けるのは私だったので、この学年で指揮者になる他3人にも惜しみなく協力してやろうと心に誓い、実際に課題曲と両クラスの自由曲が決まると3曲の伴奏すべてを練習した。あんたの前でいろんな人の伴奏者になってやるからな、という復讐心で。

それから半年間、私はかわいすぎる知らん女の彼への熱い想いをビシビシと浴びながら学校生活を送り、毎晩「絶対に彼の指揮で伴奏できますように」と信じてもいない神様にお祈りをした。「叶えてくれなかったら神様を殺します」とも念じた。

そうしてやってきた合唱コンクールの曲と担当決めの日。予想通り、彼と別の男の子が指揮者に、かわいすぎる子と私が伴奏者に決まった。さてどちらがどの曲を担当しようかとなった時、なんと調子に乗った彼が「指揮者同士、伴奏者同士で話し合って、どっちの曲になったかせーので言おう」と言ってきた。バカかよと思ったが、彼が「まあ大丈夫だって」みたいなアイコンタクトを取ってきたので、バカだなと思いつつも従った。いやマジでバカだろ。
お互いの声が聞こえないようにと、教室の前と後ろにそれぞれ離れて話をした。「つきのちゃんはどっちがやりたいの?」とかわいい子が先に聞いてきて、ああこの子はそのよく聞こえる耳で彼が発する曲名を今必死で拾おうとしているのね、とそのいじらしさに敵ながら悶絶。一方私はこんな時でも自分が弾きたい曲しか選べない頑固者だったので、もう彼の選択は運命に任せて「私は自由曲がやりたいな」と彼女に伝えた。その時、私の耳では指揮者組がどういう話をしていたかは一切聞こえなかったのだが、彼女も同じだったのか、彼女はそこそこ大きな声で「私は課題曲やりたいと思ってたの!よかった!」と言った。恋する乙女はなりふり構ってられんってか!とちょっと彼女をバカにしながらも、私の胸はドキドキしていて苦しかった。

今のは絶対に聞こえた、向こうに絶対聞こえた。
彼女が課題曲で私が自由曲になったことは今ので完全にバレた。
まだ向こうが決まってない限り彼らがどちらを選んだかというのが目に見えて明らかになる。
たとえ曲だけで選んだとしても、絶対にみんな「この子」を選んだと思うはずだ。

 

「俺らも決まったわ、じゃあせーので自由曲か課題曲か言って。せーの!!!」
「「自由曲!!」」「「課題曲!!」」
「え?だれ?どっち?わからん!」
「私自由曲」
「私が課題曲」
「俺も課題曲」
「あ、俺またつきのと一緒じゃん、俺自由曲」

 

ああ、お祈りって効果あるのかもしれないな、とかわいい子の悲しそうな顔を見てぼんやり思った。

2年ぶりに組んだ彼の指揮で弾く伴奏は楽しくて幸せで、私はその年も最優秀伴奏者賞をもらった。最優秀指揮者賞は彼ではなく隣のクラスの男の子で、壇上から降りる時にちらっと見た彼はとても悔しそうな顔をしていて、私も悲しくなった。
「私たちが一番息合ってたのにね。私はあんたの指揮好きなんだけどな」とがんばって伝えたら、彼はまた泣いた。こっちまで泣きそうだったので「いっつも泣いてるね〜」とからかったら、「だってどう考えたって悔しいだろ!最後だったのに」と言ってさらに泣いたので、結局私も泣いてしまった。
今となっては泣くほどのことか?と思うけれど、あの頃の私たちはそれだけこの「指揮者と伴奏者のふたり」という関係がとても大事だったのだ。信じてもいない神様にすがってしまうほどに。青春やな。

 

ここで終わるかと思いきや、最後の最後に1回だけチャンスが巡ってきた。卒業式だ。
この中学校は卒業式で卒業生が2回、歌を歌うことになっていた。1回目は式典の最中、在校生が見送る歌を歌った後に返す「旅立ちの日に」。これは代々、その学年で生徒会だった人たちが伴奏と指揮を務めることになっていて、生徒会だった私は伴奏を弾けたが、彼は生徒会ではなかったので指揮はできなかった。
そして2回目は式典が終わってから。一旦退場した卒業生がなぜか再び体育館に戻り、親や母校や自分たちへ歌う「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」。

www.youtube.com

これが、私と彼が組める最後の曲だった。
もちろん先輩たちの卒業式を2回見ている私たちがそれを知らないはずもなく、彼は合唱コンクールが終わってからずっと「卒業式は俺が指揮者をやる!!」と宣言し続けた。バカだな〜と思ったけど、必死で可愛くも感じた。
この2回目の曲の時は、雛壇に上がる卒業生たちで伴奏者はほぼ見えなくなるのを全員が知っていたので、わざわざ伴奏者を選ぶ生徒は私以外にはおらず、何の戦いもなくあっさり私が伴奏者に決まった。一方、指揮者は思わぬところから手が上がり決死のジャンケン大会が行われ、死闘の末、彼がその座に着いた。あのジャンケン大会は大盛り上がりで、私は戦地から大事な人が帰ってくるのを息を殺して待ち続けるような気持ちだった。今思い返してもドキドキする。
無事に最後に彼の指揮で伴奏ができることになったものの、この時期の私は受験に手一杯で、先に志望高校の合格が決まった彼に「一緒に練習するのは入試が終わってからで」とお願いしていた。彼は「入試サクッと終わらせてこいよ。早く練習したいじゃん」と言ってくれたが、入試は日程が決まってるんだから私の意思ではどうにもならん、とかわいくない返ししかできなかった気がする。

落ちた気しかしない入試を終え、死人のような顔で2人での練習を始めた日、彼は言った。

「これで一緒にやれるのは最後だけど、つきのはもうピアノ辞めてるから、この先俺以外の指揮で伴奏することもないな!よかったな、俺が最後の男で!!」

 

バカじゃないのと思った。
もう私は死んでもあんたに好きとか言えなくなったし、手を繋ぐこともできない。
バカじゃないの、4月からはどうやったって一緒にいられないことがつらいのに。
この街に越してきてからずっと一緒だったのに、ずーーーーっと一緒だったのに。
どの思い出にもあんたがいるのに、これから先の私の思い出にあんたが出てくることはもうほぼほぼ絶対にない。
あんたの道と私の道は交わりようがない。
バカじゃないの。
何が最後の男よ、あんたは私が最後の女じゃないかもしれないのに。
本当にバカじゃないの。

 

私は大爆笑しながら「バカ!!!!!」と言ってやった。

 

卒業式は無事に成功。私は卒業することや、もう伴奏を弾くことがないであろうことに感極まってボロ泣きしながら弾いていて、彼にこんな顔を見られたくはなかったのだけれど、後奏の終わり、最後だけはちゃんと彼とアイコンタクトを取って、彼の音を切る合図でペダルから足をそっと離した。
彼が手を下ろした後、私に向かって小さく、でも力強く親指を立ててきて、さらに泣かされて悔しかったので、私も口パクで「バカ!」と返しておいた。彼も泣いていた。

 

 

さて。指揮者と伴奏者の関係、良いと思いませんか。
この関係良くない?というのを言いたいだけだったのに、ここまでで8000字。バカは私。 

彼以外ともたくさん伴奏を弾いてきて思うのは、実際には好きな相手でなくても、指揮者と伴奏者や、伴奏者と(ソロの)楽器奏者の間ではアイコンタクトがたくさん取られるので、謎の空気感が生まれやすい。しかもそれがなかなかに心地よいのである。

アイコンタクトがない時でも、タイミングを合わせたり盛り上がりを合わせたりするのに使う合図のようなものは、たくさんある。これは指揮者ではなく楽器の奏者との話になるが、曲の入りが一緒の場合なんかは奏者の息の吸いに合わせてタイミングを取る。息を合わせるというのは思っているより難しく、伴奏者だけが相手を気にしていてもうまくいかないし、かといって奏者が伴奏を気にしすぎていてもうまくいかない。上手に、一緒に曲に乗らなければならないのだ。

伴奏は目立たないから好きじゃない、と思う人も多いと聞くが、前にも書いた通り目立っていいところもあるし、その一瞬で人の心を奪えたらどんな人よりも目立てる。しかも縁の下の力持ちなので、伴奏が最悪だと曲全体が悪く聞こえたりもするし、伴奏が良ければ色んなことをカバーできたりもする。良いことしかない。その分難しいけれども。

 

まあ、まだ学生で合唱コンクールがあって、好きな人が指揮者になってたら、勇気を出して伴奏弾いてみるといいと思うよ。気になってる人が伴奏を弾くことになっていたら、勇気を出して指揮者になってみるといいと思うよ。

あの空気感は、やった人にしかわからない特別なものだから。

 

とか言いながら、こんな空気が好きな人はよく略奪とか不倫とかしてる(私調べ)ので、沼にハマるのだけは気を付けてください。

(力尽きた)(話が長い)(ここまで読んでくださりありがとうございました)

 

 

 

 

好きな服載せるだけ

手持ちの超好きな服を載せていくだけです。
ちなみにセンスのある写真を撮るのは無理でした。それぞれ服の良さがえげつないほど伝わらない写真と共にお伝えしていきます。
壁の色・ハンガーの色が全然違いますが、写真をとるセンスもない上に背景色も合わせられなかったので色々諦めて、服の色だけ実物に寄せました。

 

シャツ・ブラウス部門

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あー!紫陽花だ!と思って、この前下北沢の古着屋さんで買いました。
……紫陽花柄だよね?

太っててそうは見えないのだけれども、実は若干首が長いのでこの手の開襟シャツが私は意外と似合います。自分で言っていくスタイル。

めちゃめちゃかわいい。このシャツが売れてない意味がわからなかったけど売れてなくてありがとうと心の中で100回お礼を言いました。
ちなみに古着なので下の方と背中にシミがあるのだけれども、そんなのはシャツinして隠してしまえばいいよ、ということで買いました。

2000円くらいだった。

最高にかわいい。目につくところに掛けてる。好き。
この写真の100倍かわいいと思ってください。

  

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さっきのシャツは結構かための生地でゴワっとしているのだけれども、これはさらっとしていて超絶気持ちが良いのです。やばい。
サラサラでちょっとえっちなのよ。下着か?みたいな布。

伝わる?

左胸の刺繍、フラメンコなの超かわいくないですか?
しかも赤じゃなくて青なとこがさらにかわいい。

これもさっきの古着屋さんの2号店で買いました。
2000円くらい。最高。

この写真の200倍かわいいです。

 

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白の!!かわいい!!ブラウス!!!
襟が!!幼稚園生!!!!かわいい!!!!

私は時折、疲れて老けた幼稚園生みたいな顔面になる時があるので、その時に着られるなと思って買いました。

2500円くらい。
私は1着5000円を超えなければあまり金額をしっかり見ないので、時々お会計の時に「アッハハww(買いすぎ)」みたいになります。

最初のシャツと同じお店。
下北沢の古着屋さんで服を買うのはこの前が初めてだったのだけれども、かわいくてお安いお店をいくつか見つけることができたので最高です。

いや改めて見るとめちゃめちゃかわいいな。最高。

この写真も100倍くらいかわいくしたら実物かな。

  

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これは去年大好きな表参道の古着屋さんで買いました。
5000円くらいだった気がする。

これもえっちな布です。
フラメンコよりももっとキメの細かい、あの〜あれ、あのひらひらした、寝るときのドレスみたいな布のイメージです。
なんかさ、お金持ちのお姉さんが着てるやつ。サテン地?って言うの?そんな触り心地。
えっちな手触りの服は着心地が最高なので大好きです。

これは買った時からめちゃめちゃお気に入りで、ずっと大事に着てるのにこの前うっかり乾燥機に掛けて若干背後にシミを作りました。ぴえん。
それでも気にしないで着るくらいには大好きです。

ところであのひらひらした寝るときのドレスみたいなのってなんて言うんですか?
あれがネグリジェ??

これは脳内で500倍かわいいフィルターかけてください。

 

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先週まで散々「ポロシャツを着たい!!!」と言っていたのですが、メンズのポロシャツは古着だとなかなかジャストサイズが売ってなくて(基本的に全部でかい)、うーんと思っていたところ、ふらっと入ったお店でこの子とバチっと目があって値段見ずに買いました。9000円でしたわろた。(値段見ろ)

サラサラふわふわの布地でめっっっっっちゃ気持ちがいいです。好き。

数年前に知ったのですが、私は青が似合うかと思いきや意外と赤もいけます。
ただ幼くはなる。でもかわいい服が着られればなんでもいいので気にしません。

これは脳内で1000倍かわいくしてください。

 

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かわいいでしょ!?まあ一度も着たことがないんですけど。

かわいすぎて、これを着るにはまだ私が太りすぎていて、服がかわいそうなのでまだ着ていません。ウケる。

これは表参道の方の古着屋さんで買いました。
値段は覚えてないけど、そんなに高くはなかった気がする。

胴体はベロア生地?で、襟と袖がレースです。かわいい。
早く二の腕を見せてもいいくらいにならないといけない。

あとボタンが四角なのもめちゃかわポイント。

これは100倍くらいかわいくしてください。

 

チンピラシャツ部門

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私意外と柄物もいけるんですけど、これはこの前下北沢で買いました。3000円とかだったかな。

この花の形が超かわいいのと、花かわいいのに白と黒でちょっとクールなのが最高だなと思って一目惚れしました。
ちなみにこれに合わせられる下に着る物を何も持ってません。
割とそういう服多い。

こういう柄物、ちょっとやんちゃな人着てそうじゃん?
まあ私にかかればアロハシャツもチンピラシャツになってしまうのだけれど、柄物かわいいなという愛情を込めて、チンピラシャツと呼んでいます。

マジでこれ下に何合わせたらいいですかね。
とりあえず足が細くなってくれれば合わせられるものあるんですけど。

かわいい服をたくさん着たいので早くガリガリになりたいですね。

  

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これは珍しく、古着屋さんじゃないところで買いました。
EMODAだったかなぁ。

柄が結構派手なのでチンピラシャツの仲間にしているのだけれど、作り自体はレディースです。
まあ全部右前なのでレディースですが。
でもこれは着ると案外メンズライクな雰囲気にもできるので好きです。

これをかっこよく着るにはちょっと胸がでかくて邪魔なので本当に痩せたい。小さくしたい。理想はB。
来年の夏は髪型ショートにして、これをめちゃめちゃ着たいです。

痩せます。(何億回目)

 

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大本命のチンピラシャツ!!
これほんと好きで、新品で買いました。クソ高かった。

これが件の逆プロポーズシャツですね。
(元彼がネックレスをくれた時、私は私でプレゼントを用意していたあのアレです)

別れた時に返してもらってめちゃめちゃ着てます。

サラサラで超気持ちがいい。
冬はこれの中に黒のハイネックを着ているので、細くなれば真面目にチンピラみたいな見た目になれるんだよなぁ、と思いながら痩せられないまま夏になりました。

男の人の格好をしたい時に着ます。最高に好き。

まさか自分が金黒を着られると思ってなかったので、これは自分の意外性も含めて大好きな服です。

  

ワンピース部門

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次はワンピース部門です。
ワンピース大好きなんですよ、一枚で完結するから。

これは大学生の時に勢いで買った、pou dou douのワンピース。
確か8000円くらいだった気がします。

これ、あまりにも好きすぎて「今の私は着られない…」と謎のメンタル不調を起こし、2年間封印していたのですが、大学を卒業した時に「今の私多分これめちゃめちゃ似合うのでは???」とこれまた謎の自信が湧き、着てみたところめちゃめちゃに似合っていたのでそれから毎年春秋は絶対に着ているワンピースです。意味わからん。

これ当時は黒地に白刺繍バージョンもあったのだけれど、そちらはもう私がお店に行った時には人気ですでに売り切れていたので仕方なく白を買いました。
でも今思えば白を買ってよかったです。

超絶かわいい。なんなの。キレそう。

  

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これめっっっっっちゃめちゃにかわいいの!!!!!!!!!!!!!

写真はよれっとしているのだけれども、これは私のハンガーセンスと写真センスがないだけで、結構生地はしっかり目で重め。

左右対称でラインとボタンがあるのがもう本当に可愛くて可愛くてかわいくて、、、。
一目惚れして即買いしました。今年はこればかり着てる気がする。

これは表参道の方の古着屋さん。
このお店、かわいいのが多くてほんと最高です。
Tシャツ集めてる人とかにもおすすめ。

kinneycatst.com

お店に行ったらお姉さんとずっと話をしてしまうくらいの、大好きなお店です。 

 

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これもヤバほどかわいいんですよ。

写真のせいで模様がぐちゃっとしてしまっているけれども、綺麗に縦ライン。
最強に可愛い。もう可愛いしか言うことない。

あとさ、これおばあちゃんになっても着られそうじゃん。それがいい。

これは下北沢の古着屋さんで、5000円くらいでした。最高。

カラフルなのも好きだし、柄も好きだけど、こう言うシンプルなモノトーンが実は一番好きだったりします。
お金持ちになったら、モノトーン系の服だけを集めたクローゼットとカラフルな服を集めたクローゼットを作りたいです。

 

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これは表参道の方の古着屋さんで、ネットで買ったのだけれど、サイズをちゃんとみてなかったのでめちゃめちゃ大きくて実際には一回も着てません。

でも可愛いからいいのです。
8000円したけど、「かわいい」は正義なのでいいのです。なんの後悔もない。

このワンピースが私のクローゼットにかかってるのを見るたびにニコニコしちゃう。
襟とポケットがバンダナ柄なのも超良いよね。好き。

あと全然服は関係ないのだけれど、青を撮ると白は黄色く写ることを知りました。今更。
映像の勉強してるんですけどね。
ホワイトバランスとかも習ったんですけど。これでも。

 

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これやばくない!?!?!?!?!?!?

わけわかんないくらいかわいい。
これで新宿とか行くと超浮きます。気にしないで着るけど。

これね、後ろも超絶かわいいの。

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襟、四角なの!!
しかもね、これ中と外に分かれているわけではなくて、まるっと1着なのね。

かわいいし、楽チンだし、最高。

ちょっとしたパーティーがあれば私はこれを着ていこうかと思っています。
ちょっとしたパーティーの予定なんてないんですけど。

 

 

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これは表参道の古着屋さんのインスタに載ったのをみて、見る前に誰かに買われたら後悔する!と思ってその日にお店に行きました。即買い。

色も模様も形ももう全てがめちゃくちゃにかわいい。
肩から袖に移るところ、若干内側に折りたたまれていてそれがもう超絶お気に入りポイントです。(多分伝わってない)

ヤバない?本当にかわいいよね。

ちょっと生地が厚くて夏には着られないので、秋に着まくっています。
去年の秋は一人で出かけるときは絶対にこれを着ていました。そのくらい好き。

ちなみに同じ柄のベルトもついてる。最高。

 

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これはこの前母から届いた、母のおさがりのジャンパースカート。

これの下に黒いタートルネックを着て、年始に家族写真をとりました。
最高に良い家族写真だったし、案外似合ってたので、母がくれました。

最近のジャンパースカートはどうしても胸が邪魔して苦しいのとエプロンみたいに見えてしまうので、欲しい欲しいと思いながらも1着も買えていなかったのですが、もうこれがあるので他のジャンパースカートはいりません、ってくらい気に入っています。

本当に乳が邪魔。ムカつく。
でもこれはエプロンにならなかったからベスト・オブ・ジャンパースカート!!

ただ生地が厚いので夏に着られないことがちょっと悲しみ。
その分、秋から春までいっぱい着ようと思っています。

 

痩せないと着られない部門

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これも多分ジャンパースカート?
ということは、1着持ってましたね。秒で嘘をついてくスタイル

これはあと10kgくらい痩せたら着れます。
ただ胸はマジでBくらいにしないと着れない。無理。

じゃあなんで買ったんだって思うでしょう?

かわいいから買いました。
かわいい、というのは十分な購買動機になります。

写真がクソで、工事現場のお兄さんが着てる作業服みたいな色してますが、実物は綺麗なすみれ色です。
本当にかわいい。いつか絶対に着ます。

 

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これまた写真のセンスがクソでくちゃっとしてしまっているけど、下はパンツです。
色もこんな死人みたいな色じゃなくて、もっと淡くてかわいい。
写真の1000倍かわいいです。

これは、足が細くならないとみっともないので着てません。
表参道の古着屋さんで1年前の夏に買ったけど、2回目の夏も着られないまま終わりますね。

来年こそは。(毎年言ってる)

着られない服ばっか買ってんな?って思うね。私も思う。
でもいつか着られるようになったらうれしいから買うのです。
そんな買い物も楽しいよ。

私はこのために働いています。

 

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これ、社会人1年目の「もうこれ以上働いたら死んでしまう」みたいな時にミロード新宿をうろうろしていて、寝不足の頭で「お、めちゃめちゃにかわいい服屋さんだ、あ、このブラウス可愛いな、こっちも可愛いな、着れるやろ、買お」と入店30秒で買ったブラウス2着です。

胸が邪魔でボタンが閉まらないので着てません。

私にかわいい服を着させてくれ!!!!!

 

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これは高校生の時から持っている服です。
よくearthで服を買っていた頃ですね。今も買うけど。

これは大好きなブラウスなのだけれども、ノースリーブを着るには恥ずかしい腕をしているというのと、乳問題でもうここ数年着られていません。
ということは数年太ったままなのか。死にてぇ。

私、いつ痩せるん????????

 

スウェット部門

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老けた幼稚園児顔になった私は、ぶかぶかのスウェットに短パンを履いて街をうろつくことがあります。
その時に一番着ているのがこれ。(今洗濯できてなくて汚れている)

大学1年生くらいの時に竹下通りにあったWEGOの古着コーナーで買いました。
2000円。今でも覚えてる。
こんな重さの布が2000円でいいの!?東京すご!!とかなりビビったので、忘れようと思っても忘れられないのです。私が最初に東京を感じたのはこの時でした。

めちゃめちゃ好きです。超好き。
家でも着ちゃうし寝るときも着ちゃうのだけれども、私は普通に外で着る服のつもりでいます。

 

 

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これはこの前下北沢で買いました。6500円くらい?

ふらっと入った古着屋さんで、めちゃめちゃメンズの服ばっかりだったので、一旦スウェットだけどんなのがあるか見るか〜と思ったところ、形がとても良いこちらを見つけて、即買いしました。

紐の先が片方解けているけど、これは片方解いちゃえばいいので問題なし。

お店のお兄さんがずっと声かけのタイミングを伺っていたので、若干の気まずさを感じながらこのスウェットを手に取ったら、

「スウェット好きなんですか?今日の服の雰囲気と全然違いますね!」
「(白ブラウスに黒スカート)好きです。これかわいいし。仕事がないときはスウェット着ます」
「じゃあ今日はお仕事?」
「あーはい(違う)」
「お仕事はこの辺なんですか?」
「いえ、銀座線沿いです」
「え、じゃあわざわざ仕事終わりにシモキタに?」
「(最初の嘘が大変な話になってきた)…昨日終わらせられなかった仕事を少しだけやって、せっかく外に出たから服を買いに行こうと思って、きました」
「えーそうなんですね!このお店初めてですか?」
「はい」
「初めて入った店で気にいるスウェットが置いてあるって奇跡じゃないですか!?」
「そうですね(笑)」
「このスウェット、【普通はスウェットって縦に線が入るんだけどこれは横に線が入ってるから洗濯しても縮みにくくて、チャンピオンが19〇〇年にそれを作ってて、状態が悪くても高くなっちゃうくらいの物なんだけどそのスウェットはプレミアの時期とはずれてるからその価格で買えちゃう超お得な1着なんだよという説明】なんですよ!マジでおすすめです!!」
「そうなんですね。買います」
「え!?はや!」
「欲しいので」
「え、試着しなくて大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
「即決ですねwww他に店内見ていかれますか?」
「大丈夫です、これで」
「wwwwwwwww」
「(なぜ笑われている????)」
「パキッとしてるんですね〜」
「いや、欲しいものと欲しくないものがはっきりしているだけです」
「なるほど!かっこいいっすね!!!」
「あざす」

こんな会話をしてお見送りまでしてもらいました。あざす。

 

 

これでお気に入り全部です。24着。意外とありましたね。

でも着られないの多いしあんまり着潰したくないものもあるので、実際着ているのは3分の1くらいですが。

しかもほぼ夏物というね。
冬はロングスカートとタートルネックで終わりです。

いまいち可愛い冬物に出会わないので、今年の秋冬は古着でかわいい冬物を見つけてみたいと思います。

 

以上。

 

 

苦しいこと

赤ちゃんを産んだあの子に、

まだ面と向かっておめでとうと言えていない。

多分しばらくは直接会わないほうがいいと思う。

赤ちゃんにも、赤ちゃんを抱えたあの子にも、

そうでなくてもあの子にも、

危険な場所に出てきてほしくない。

初めての子育てを、いつか実家に戻るお母さんと一緒に、

期限付きの手助けの中で頑張ろうとする彼女が心配だ。

旦那さんがどんな人か知らない。それも不安。

 

その子に会えない分、別の友達に声をかける。

「怖くなかったら、遊ぼう」

会って遊んでくれるから、怖くないのかもしれない。

彼女も外に出たいのかもしれない。

でもその子が元気でい続けられる保証はない。

もしかしたら万が一があるかもしれない。

それでも私はもう、誰にも会えないことが辛い。

だから声をかけてしまう。会ってしまう。会ってくれる。

本当にこれでいいのか。

 

部署に新しい人が入ってくるのが怖い。予定はないけど。

でもこの会社は昨日はなかったことが今日はあったりするし

昨日はあったものが今日はなかったりする。

だから昨日は元気だった人が今日は泣いてたりするし、

昨日まで泣いてた人が今日はもういなかったりする。

昨日まで笑ってた人が、急にいなくなる。それが怖い。

もう、誰も入ってこないでほしい。

もう、苦しくなりたくない。

もう、自分の言葉が無意味だと突きつけられたくない。

同情なんかじゃないはずの「この時期は辛いですよね」が

その人を追い詰めてるのかもしれないと、もう思いたくない。

どうやったら寄り添えるかと考えて考えて絞り出した言葉が、

余計な言葉だったのかもと、虚しくなりたくない。

「この会社でやってみたいことがあるんです」と言ってた言葉を

「あんなこと言ってたのに恥ずかしいんですけど」という言葉で

全部なかったことにした顔を見たくない。

 

自分たちのおかしさに気がつけない人たちの

「辞めたらしいよ」

「根性ないと辛いかもね」

「頑張れないの?」

「こっちだって大変だっつうの」

 

辞めて言った人にかけられなかった

「何か辛いことがあったら言ってくださいね」

「仕事、抱えすぎてませんか」

「困ってることがあったら言ってね」

「大丈夫?一人で辛くない?」

 

私じゃなくてその人に言えよ。

私は一人でできる、辛くてもできる、やれる。

抱えすぎてるけど、それはあなただって一緒だし、

辞めたあの人だって一緒だった。

私はもう、困っていることはない!

あってもなんとかできる。

なんとかできるようになった。

そうじゃなくて、なんとかできないあの人に、

どうしてそれを言ってくれなかったの。

まだ、どうすればいいかわからなかったあの人に

どうしてそれを言わなかったの。

 

「仕事早いね!助かる!頼もしくなってきたね」

「あなたは辞めずに頑張ってて偉いね」

「最近たくましくなってきたね」

 

私のことを見る暇があるなら、

あの人のことを見てあげてほしかった。

あの人にかけられなかった言葉を私に言うな。

償いのつもりか何か知らないけれど

今の私にその言葉は必要ない。

後ろめたさから出る言葉なんかいらない。

 

私のことを見るならちゃんと私と私の仕事を見て。

去ってしまった彼女たちを通して私を見ないで。

 

 

会いたい。誰かに会いたい。誰にでも会いたい。

会えない。誰にも会えない。誰でも会えない。

日々増える感染者数に、どんどん心がえぐれていく。

感染者を磔にするような世間に、心が潰れていく。

 

ねえ、それ明日はあなたが上る十字架かもしれないよ?

その言葉、明日はあなたが言われてるかもしれないよ?

あなたはなんとも思わないその言葉が、

明日の誰かを殺すかもしれないよ?

 

いいの?

 

毎月誰かが死ぬ。

毎月誰かが不倫する。不祥事を起こす。

でもそれ、あなたに関係ある?

誰かの不倫が、誰かの暴言があなたに直接関係ある?

「好きな人だったのに」「信じてたのに」

だから何?勝手に好きになって勝手に信じて、

それで勝手に失望して、全部一人で踊ってるだけじゃん。

あなたが不倫されたわけでも迷惑行為を受けたわけでもないじゃん。

 

じゃあ黙ってようよ。

 

ねえ、世界はどうやってこの疫病を乗り越えようとしてるんだろう。

どこかで続いてる争いは、この状況下でどう変わったんだろう。

どこかに大量発生した大きなバッタは、どうなったんだろう。

そこの人たちの暮らしは大丈夫なのかな。

マスクがない国はあるのかな。大丈夫かな。

今年の日本は、まだ夏が来ないね。雨ばかりだね。

豪雨はどうなったかな。どう変わっちゃったのかな。

避難した人たちはもうお家に帰れたのかな。

ちゃんと着るものや食べるものがあるのかな。

どうして休業したお店に補償金が出ないのかな。

どうして悪いことをした政治家がボーナスをもらえるのかな。

どうして看護師さんたちが薄給で命をかけてるのかな。

現場の人はいつ休めるのかな、休めてるのかな。

どうして演劇のお客さんにまつわる諸々が晒されてるのかな。

プライバシーってどこにいっちゃったのかな。

 

何を伝えるかは、ちゃんと考えないといけないんじゃないかな。

どんなフィルターをかけるかが、それぞれの理念なんじゃないのかな。

それぞれの信念なんじゃないのかな。

どうしてみんな同じことしか言わないんだろう。

どうしてみんな正義の門番みたいな顔して誰かを叩くんだろう。

それを自分がしない自信、どこにあるの?

じゃああなたが間違えた時、なんて言うの?

どうするの?あなたが今見てる全部、自分に飛んでくるよ。

怖くない?平気?耐えられる?死なずに居られる?

 

本当に?顔あげて歩ける?

 

 

怖いこと、苦しいことがこの数ヶ月ですごく増えた。

多すぎて、立て直せたはずの心がまたつらい。

こうやって何かを書けるくらいには気力は出たけれど、

また同じことが続くかもしれないと想像すると吐き気がする。

今日外を歩いて、昨日あったことが嘘のように、

誰しもが軽い足取りで街に出ていることが、

誰かと笑いあっている風景が怖かった。

もう昨日のことが全部過去になっているかもしれないことが

とてつもなく恐ろしかった。

「嫌い」「うざい」「死ねばいいのに」

そんな言葉がいつもと変わらず聞こえることが嫌だった。

 

たぶん、きっと明日も今日と同じ。

部署のミーティングで「働きすぎないようにしてください」

チャットで「仕事増えたけど大丈夫?」

ネットで「誹謗中傷は絶対にダメだ」

TVで「まだまだこれからだったのに」

 

心がない言葉はもう言わないほうがいいんじゃないか。

でもそしたら何をいったらいいのかわからなくなる。

けどそれっていつも私の言葉に心がないってことになるのかな。

 

そんなことはない。……はずなのだけれど。

 

そんな全部が、どこまでも苦しい。

 

 

もっと想像できないものか

人が感じた苦しみを、みんなが感じられるようになればいい。

誰かがぶつけられる小石に傷ついた時、その小石を投げた人全員にその誰かの苦しみ総量が返ればいい。

その誰かが死んでしまった時、その一つをぶつけた人間もどうにかなってしまえばいい。

 

これが実現できれば、人の気持ちを考えられない人間が淘汰される。それに、いじめ問題を裁く上で「実はいじめられた子が元々今回のいじめた子をいじめていた」という問題も解決されるんじゃないか。知らんけど。

 

しんどい。

今回、何が私をメンタル崩壊まで追い込んだかというと、

・ついこの前似たようなことがあって世の中の人が「誹謗中傷はいけない」「当事者以外が非難するべきではない」という当たり前に気づいたはずなのに、その後の不倫報道では非難の言葉がテレビでもネットでも溢れていたこと

・芸能人や著名人が報告したいとおもっていないプライベートが一般人に晒される必要があるのか、という疑問が日に日に濃くなっていたこと

・人の不幸を餌にする人が多いこと

・わからないのに「わかる」という人が多いこと

・想像力のなさが招いた事態が世の中に多すぎること

・どんな相手であれ、批判する必要がある場合や民意を示す必要がある場合であれ、言葉は選ぶべきなのに理性のない言葉が急に多く目に入るようになったこと

・悲しいことが起こった時、果たしてそこまで報道する必要があるのかと思うことが増えたこと

・これらに苦しさを感じた時に逃げ場を見つけられなかったこと

・その時にどこをみても苦しい話しか転がっていないこと

・これら全部がまた繰り返されていること

この辺りかと思う。

 

ひとつひとつは大したことはなかった。それに、これらはひとつの項目から湧いた感情ではない。それぞれがバラバラだ。私の目の前で起こっていることも、画面の向こうで起こっていることも、事が取り返しのつかないところまで行って初めて知ったことも、様々に入り組んでいる。全部タイミングもバラバラで、影響といえばその時々で少し私の心に影を落とすくらい。

だからてっきり都度解消できているかとおもっていた。何より私は自分が感じたことを表明するのは得意なのだ。ここ最近だって何度もそういう文章を書いて、自分の苦しい気持ちを解消しようとしてきた。

でも、さっき挙げたことを苦しいと思っているということに気が付いたのは、今朝大泣きしながら盛大な独り言を垂れたとき。

限界がきて涙と一緒に言葉にして、初めて、自分がそこまで追い詰められていることを知った。

 

追い詰めるに至った疑念や不信はどこに向いてるのかと言われると、それぞれ特定できないくらい大きくなっている。強いて言えば、私も含む人間全体。

だって、国や性別、歳が違ってもこの地球の至る所で同じようなことが起こっている。人を傷つける小石はいろんな境を越えて誰かにぶつかってしまう。でも、そちら側からあちら側に自分が小石を握っていることに気づかずに振りかぶる人がいるし、気づいていてわざと投げている人もいるし、正義だと思って投げている人もいる。

利益のために人の不幸を餌にする人たちも少しも減らない。さあ叩け!と言わんばかりに毎日毎日同じ話題を繰り返す。ひとは刷り込まれれば刷り込まれただけ気持ちが傾くし、視野が狭まっていく。ああいう番組は、人の視野を広げるために存在すると思うのだけれども。コメンテーターが全員同じことしか言わない、非難しかしないのなら、誰か代表で1人で出てきてほしい。ひとりの非難の言葉を聞くだけでも辛いのに、それを3人も5人も聞かせないでほしい。

苦しい。

 

どうせ明日になったら、また数ヶ月前と同じ表情の大人たちが、「どうして」「もったいない」「誹謗中傷はいけない」「助けを求めてほしかった」って言ってる姿がどのチャンネルでもみられる。不倫した芸人さんのことをめためたに非難した口で、揃いも揃って。

もういい。聞きたくない。何を言うかわかってることなんて、もう聞きたくない。

もっと、世界で、国内で起こっていることはたくさんあって、伝えるべきこともたくさんあるはずだ。どのチャンネルをつけても全部同じ話題ばかりで、新しい話も新しい見方も得られやしない。

それならどれか一つでいい。

 

大きな世界小さな世界、すべての世界がしんどすぎる。

 

もっと想像できないものか。

 

 

 

 

雑記(はよ風呂入れ)

クソが〜〜〜〜!!

九州の人間なのでふつうに「クソが!」って言います。「クソが!」はシンプルに悪口です。「ふざけんな!」よりももっとタチの悪い状態への最大限の悪態です。

 

クソが!!!!!!!!

何でもかんでも私に仕事振ってくんな!!私の仕事楽だと思ってんのか!!!やることたくさんかかえてるのにそれひとりで捌いとるんやぞ!!!知ってんのか!!!知ってるやろ!!!私一人や!!!ひとりで!!!数多ある雑務から調査から集約から連絡から全部!!!!!あんたらのトンネルとして!!!!!!!毎日毎日アホほど早い回転率で全てを回してるんや!!!!!

 

なんで次から次に仕事を振ってくる!?!?!?

トンネルの入り口側から見てる、赤しか色がわからないあなた、「トンネルの中、赤の仕事でいっぱいだね。申し訳ないけどこれもお願いできる?」

トンネルの出口側から見てる、青しか色がわからないあなた、「トンネルの中、青の仕事が向こうまでたまってるね。結構いっぱい仕事抱えてるけど、これも調べてほしいな...」

考えろ!!!いいか?今考えろ!!!

【入り口から見て出口まで赤、出口から見て入り口まで青】

トンネルの長さの倍の仕事を!!!私は!!!日々こなしてます!!!!

あなたたちとあなたたちが!!!私のトンネルに詰めたのは!!!それぞれがトンネルの長さをした仕事のため!!!!結果的に!!!!トンネルのキャパの倍の仕事が詰まってます!!!!!!

 

手前でやれる仕事は手前でやってください!!!!

やれません!!!!やれるんですけどやれません!!!!

私は!新卒の頃から!特殊な訓練を積んできているため!!なんとかトンネルの倍の仕事を捌けていますが!!万人ができると思わないでください!!!!

 

私が入社してよかったね!!!!!!!

私だからできてるよ!!知らんけど!!根性だけはあるからね!!よかったね!!!!

 

 

クソが!!!!!!!

無邪気を装い賛同を乞う悪意たちへ

女の社会というのはある程度悪口と媚びで形成されているというのが、学生時代にいじめを繰り返し受けてきた私の考えだ。

でも社会人になって、性別は関係ない事を知った。男でも女でも、そういうコミュニティにしか居場所を見つけられない人間は一定数いるらしい。大人にもなって、なんてかわいそうな人たちだろう。

 

正面切って媚び、正面切ってぶつける悪口はまだ潰しようがあるから人によってはどうにかできるだろうが、無邪気にヘラヘラと笑いながら、時にメソメソと涙目になりながら、心の中ではクソみたいな生ぬるい上目遣いで周りに視線を投げている悪意が一番厄介だ。これはなかなかどうにかできる話じゃない。

その人物の奥底を見極められず、もしくはその人物の言葉に翻弄され、「そいつが実はなにを言っているのか、どういう人間か」を理解できる頭を持たない残念な方々が味方についてしまうからである。そして、しょうもないコミュニティがそこに出来上がってしまい、中心人物の汚い感情に引き寄せられたあまり美しくない関係が築かれてしまう。正直いうと、馬鹿の集まりである。

ただこの馬鹿は周りをみる能力がないので強い。悲しい哉、世の中、周りを気にできる人間ほど損をするようにできている。

 

善悪というのは完全なる主観でしかなく絶対は存在しないというのが私の意見であるが、その自由な善悪に社会常識、良心、知識などの枠や要素を与えてやる事で、だいたいの人間に共通した善悪の観念を持たせることができる。小学校や中学校で一番身につけなければならないのは、実際にはこういう部分であると思う。

が、それを身につけ忘れた真の不学の者がこの世には大勢存在する。

その中でも真の馬鹿となる者は、というかもはやこういう人間に馬鹿と使うことについて馬と鹿がかわいそうで申し訳ないのだが、真の馬鹿になっていってしまう者は、ある程度注目を集めることができたり、少しばかり盲目的な信者がいたりする。その愚かな言葉や行動の真意を理解できない人間が周りにぴとぴととくっついていることが大半だ。

まあいうなれば、馬鹿には馬鹿しか集まらないということだが、これがある意味強力で、全員が馬鹿なので強い。馬鹿は強いのだ。馬の脚力と鹿の大きな角を持っているのだから、そりゃそうだ。

そしてその頭には人間ほどの脳は詰まっていないのであまり考えることができない。考えられない、というのもある意味最強だ。考えられてしまうと思慮分別のある行動が取れてしまうのだが、考えられないとなんでもできる。なんでもできるし、その先になにが起こるかを考えない。

「これを言えば相手はどう思うか」は考えられたとしても、「その相手がどうなるか」はわからない。わからないので、「これを言って相手を傷つけてやりたい」の部分に素直に従うことができる。その先で「相手が傷つくだろう」ということは想像ができても、さらにその先で相手がどうなるかまでは想像ができないのである。こういう人間が「そんなつもりじゃなかった」と宣うのだ。クソが。

 

我々の行動、発言には責任が伴う。

とは言え、それを考えらるのはまともな人間だけであり、馬鹿はその事実を知らない。そういう世界が存在していることは知っているかもしれないが、その世界に自身が包含されていることは知らない。馬鹿なので。

馬鹿はよく、自分は特別であると考えていることが多い。大抵選ばれし人間のつもりでいる。しかし残念ながら、馬鹿もまともな人間も同じ法の下で生きている。なにも特別なことはない。特別があるのは権力者の近くにいる者者だけだ。そういう特別な馬鹿は少し違う世界に住んでいるが、そうでない平凡な馬鹿には同じ法が適用される世界に住んでいる。

この、同じ法が適用されているということだけは、どんなに馬鹿でも忘れない方がいいと思うのだ。いくら馬鹿でも。まともな人間たちから見るとその人物が馬鹿ゆえに責任能力がないのはわかるのだが、残念ながら社会的に見るとまともな人間も馬鹿も大抵変わりなく見えてしまうので、たとえ馬鹿でも責任能力は問われてしまう。そこは心に留めておいた方が良いだろう。

 

言いたいことがあるなら面と向かって言え、という人間は、馬鹿の愚かさを正面から受け止めてあげようという慈悲を持った、かなり優しい人間だ。馬鹿は考えられないがゆえに馬鹿をしてしまうので仕方ない、と、馬鹿と向き合ってくれている。そして大抵、馬鹿はスッキリして受け止めた優しい人だけが傷を作る。馬鹿は「言ってやった」としか思えない。思考する脳がないので。

馬鹿は頭は回すことができても所詮馬鹿であり、思考はできない。かわいそうな人のフリはできても、誰かに向けてわざと投げる言葉は馬鹿丸出しだ。そしてそれを自覚して投げているから許されるでしょう、だってそう思ったのは本当なのだもの、と開き直る。許されるか馬鹿。

「言ってやった」はないのだ。まともな人間が「言わせてやっている」のである。馬鹿はこれになかなか気がつけない。そうして「ボコボコにしてやった」と思っている。周りも「ボコボコにしてやりましたね!アニキ!」とか言う。憐れでしかない。

 

そして、馬鹿は下手に言葉が立つ。大抵相手を言い負かすことができる。

しかし、時折相手が悪く言い負かされることがあると、途端に言葉をなくす。馬鹿なりに一生懸命組み立てた論理が崩れる。馬鹿なので論理にいろんな穴があるのだが、それに気がついていないのだろう。そうして最終的になにも言えなくなるはずなのに、馬鹿には「負ける」か「勝つ」かしか見えていないので、そこからは支離滅裂に、ただの槍のような言葉だけを飛ばすようになる。それを相手が全部拾って論理で束にしてまとめて投げ返すと、「ひどいことを言われてるかわいそうな人」になって、馬鹿に助けを求める。

そうしてまともな人間が悪者になるのだ。ああ、馬鹿だなぁ。

 

 

こんなに馬鹿だ馬鹿だと書いてなにを言いたいかと言うと、これを読んで今顔を真っ赤にしている人がいたとしたらおそらく馬鹿側で、しょうもないなと思っている人はまともな人間側だろうな、と言うことだ。つい先日、マジもんの馬鹿を実際目にしたので。

どこまでも卑怯な人間は、馬鹿は、幾つになっても存在するのだなぁ。