月が綺麗だからなんだって話で

アセクシャルな人間の雑記

どの概念の箱に誰を入れるかということ

前回帰省した際に家族で友情と恋愛について話したことを、その場にいなかった上の弟に話したところ、恋愛できる族を理解できなかったこと・理解されなかったことの原因がわかったので残しておきます。

 

結論というか最終的な予測から言うと、要はその『恋愛』や『友情』の概念の『箱』に入れられる人物がいるかいないかでわかる・わからないが変わるのではないか、というところに行き着いた。※ちなみにこの『箱』に入れるのはそれぞれ特別な人間とします

私に『恋愛の箱』があるかないかは別として、今まで入れられるような人間がいたことがない。そのため、どれだけ恋愛感情によって人を大切にすることを説かれても何も理解できない。まるで宇宙猫。そして「恋愛じゃなくても大事にしたいと思う人くらいいるけど?」と半ギレになる。

下の弟は『恋愛の箱』と『友情の箱』がそれぞれしっかり存在しているので、私の『友情の箱』を見ると恋愛と友情の違いが見えなくて困惑するらしい。
彼にとって『恋愛の箱』には「大事にするべき人・ある程度のことは許容できる人」が入るのだけれども、彼の『恋愛の箱』の入場条件が実は私にとっての『友情の箱』の条件に当たるからだ。だから、私が『友情の箱』に入れている人間たちへの感情を語ると「それは恋愛ではないのか?」となる。
ちなみに彼の『友情の箱』の条件は「自分が仲良くできる人」であるだけで、特にそれ以上の条件も感情も存在しない。

 

私の『友情の箱』に入ったのがつまりは四天王と他少数の人になるわけだけれど、『友情の箱』に向く私の感情は一般的な恋愛に近いと言われた。私は恋愛感情がわからないのでピンとこないが、家族に説明したものを列挙してみる。

 

・何をされても許せる
・全てにおいて優先される
・どんなに連絡が来ても煩わしくない
・なんでもないことを連絡したくなる
・なんでもないことでも連絡してほしい
・その人の周りごと愛したい
・否定する気持ちが起きない
・全てを受け入れたい
・世界で一番幸せになってほしい
・私のことを好きでいてくれると嬉しい
・私のことは一番に思わなくてもいい
・でも思ってくれてたらとても嬉しい
・私の持ち得る全てを使って想いを返したい
・本当は一番がいい
・違う人間と遊んでると嫉妬する
・私の家に毎日いてほしい
・私の家から違う人間と遊びにいかれると
 嫉妬心で爆発しそうになる
・でもウザがられたくないし
 資格もないので我慢する
・私の方が大好きなのに…!
・だから一番の友達でいたい
・奥さんや旦那さん、恋人よりも
 私の方が多くを知っていたい
・安全地帯や逃げ場になりたい
・こいつには何してもいいと思われてもいい
・お金は理由を聞かずに貸せる
・金額にもよるけれど
 正直、返ってこなくても問題ない
・返さないような人間を友達にしていない
 という信頼もあるけど
・私のお金で少しでも彼女たちが
 幸せになれるならそれでいい
・世界で一番幸せでいてほしい
・泣かないでほしい
・泣かせる奴は敵
・泣くなら私のところに来たらいいのに
・なんでそんな奴と一緒になったんだ
・世界で一番平穏に暮らしてほしい
・だからマジで許せない旦那がいる
・早く別れてほしいけど
・それが彼女の幸せではないので我慢してる
・だからどんな愚痴も聞く
・彼女が少しでも楽になるならなんでも聞く
・でもできることなら旦那は一発殴りたい
・例の奥さんも私正直まだ好きじゃない
・ただ2人で会うことを許可してくれたのは
 心からありがとうございます
・可愛い赤ちゃんを抱っこさせてくれて
 本当にありがとうございます
・頼むから絶対悲しませないでください
・彼はあなたのことがおそらく大好きなので
・絶対に絶対に絶対にあの時のように
 悲しい思いはさせないでください
・次があったらその時はどうしてやろうか
・どうにもしないけど
・絶対に幸せになってくれ
・あとの2人に近づいてくるクソ人間は
 1人残らず全員潰しますからね
・私の前に一列に並んでください
・ゲスい感情で近づかないでください
・悲しませたら一生許しません
・彼女たちはちょっと警戒心足りないので
 絶対に付け込まないでください
・恋人できたら面接に来てほしい…
・結婚した2人も面接に来てほしかった…
・絶対に無理だけど5人で一緒に住みたい
・同じ老人ホームに入りたい
・5世帯のアパート買って全員で住みたい
・四天王まではいかない少数の人にとっても
 できるだけ近い人でいたい
・何かあったら私のことを
 一番に思い出してほしい
・何もなくても思い出してほしい

 

だいたいこんなところだけれども、重たいことは自覚している。そしてこの重さが『友情』であることが下の弟にも母にも父にも理解ができないらしかった。
特に嫉妬心が友情で動くのが一番わからないと言われたけれど、私は恋愛で嫉妬心が動くことがよくわからない。


私は恋愛関係になると自分が2人の関係において一番じゃないと気が済まないゴミ人間なので、恋人が私よりも元恋人を優先してると「テメェが今大事にするべき人間はどっちだよKUSO⭐︎」とぶん殴りたくなってきたし、よその女性と比べられると「テメェはどの立場で私を傷つけてるんだ?🔪」というのを嫉妬心として表出させてきたけれど、果たしてそれが嫉妬なのかと言われると違う気がする。嫉妬というより、傷つけられたことを許せず怒っている状態に近いと思う。「私の家から違う人と遊びに行かないで😢」と思ったことはない。「行っていいけどテメェの帰ってくるところはないと思え🖕という感じだった。

私の中で恋人という存在は私のことを一番大事にするべき人間なので、大事にできないなら恋人という枠に居座るのはやめてください、という気持ち。今のところ、相手のことを「個」として認識できていないので私は恋愛なんかしない方がいい。

 

この恋人という枠に対しての感情も家族3人にはまっっっっっっっっったく理解されず、それどころか「姉ちゃんは人に非ず」とまで下の弟には言われたけれども、なぜお互い理解できないのか上の弟に聞いてみたところ、「特定の人物が入ってる概念の箱が違うからじゃね?」とのコメントが返ってきた。

目から鱗がぼろぼろぼろぼろぼろぼろ。

私の『恋愛の箱』の条件に人間味が全く加味されないのは大きすぎるバグとして一旦おいといて、下の弟は『恋愛の箱』に特定の人物が明確に入っていて、私は『友情の箱』に特定の人物が入っている。父と母もかつて(今も?)『恋愛の箱』にお互いが入っていたけれど、『友情の箱』の方は存在が薄い。
また、私にとって『恋愛の箱』は実態がまだよくわからず条件も確定していないもので、下手したら存在していない可能性まである。

つまり、そんな状態で恋愛できる人たちの感覚がわかるはずがない。

 

「恋愛感情がわからない」という『状態』を認めてはいたけれど、「なぜわかることができないのか」の『能力』についてはずっと納得できなかったところが、『箱の条件が未確定』且つ『存在が確認できない』という道具の足りなさが理由だろうと考えられるようになり、ようやく納得できるようになった。
能力の解放には条件と道具が必要なはずで、条件自体は揃ったとしても道具がなければわからなくて当たり前だと。

そうすると次はどうやってその『道具』を手に入れるのか、という話になるのだけれど、それはもう明確に『恋愛の箱』に入る人がまさにそれなのだと思う。

 

無理じゃんかよ。これこそバグだろ。

終了です。お疲れ様でした。