月が綺麗だからなんだって話で

アセクシャルな人間の雑記

片側だけの自己省察の時間

今、自尊心が満たされることが何もないので、自分の好きなところ考えて自家発電します。
(今まで私の自尊心は仕事で満たされたりへしゃげたりしていたのに、休職して仕事に達成感を求められなくなった結果持て余しているというか、なんというか...自分のことを認めてあげられる場を失ったので応急処置的な。仕事に依存してるとこんなことになるんだな〜。今回の休職は勉強になることばっかりですね。ところで仕事以外でどうやったら自分を満足させてあげられるんですかね。)

 

1、ドタキャンも遅刻も許せるところ

これは自分がとてもよくやるから、責められる立場にいないというのと、その日その人が来ないこと・到着時間が遅れることは紛れもない事実で、何かの思いを抱くだけ無駄だから。怒るなんてもってのほか。
怒ってエネルギー使って少しでもカロリー消費したいならまだアリだけれども、怒りで消費できるカロリーよりも、楽しさで消費できるカロリーの方が効率良さそうだし。全て無意味。

あと自分も遅刻・ドタキャンのチケット1回分をゲットできるので、約束事に対峙するメンタルに余裕を持たせることができて、私には良いことしかない。
どんどん遅刻していただいて構わない。5時間くらいは映画2本観ていたら過ぎるので難なく待てる。ただ5時間待たれる方もプレッシャーだろうから、5時間はリスケか白紙がいい。

ちなみに私自身が最悪で、楽しみにしてる予定は8割型遅刻する。これはマジ。
奇跡的に間に合う時もあるけれど、15分前に到着とか絶対にない。間に合った時は高確率で、時間の計算ができないから準備が終わり次第到着時刻関係なく家を出た時。
だから遅刻されたら「そんなに今日楽しみにしてたのか〜」と思ってほしい。大体電車に間に合わなくて、予定より1-2本後になる。理由は化粧もしくは服が決まらないから。
だってほら、夜に決めてもさ、行く前に変えたくなるじゃんか。

 

2、親友の子供はちゃんとかわいいと思えるところ

かわいい。天使。この世の存在とは思えない。なんでも買ってあげたい。望まれたものは全て差し出したい。でも親である友人たちの教育方針の邪魔をしてはいけないのでグッと抑える。

男友達の赤ちゃんを「赤さん」と言って三千里先にいる存在の様に感じていたこともあったけれど、1年間友人から送られてくる写真を見てるとだんだんと友人に似てるところを見つけることができてきて、ちゃんと「赤ちゃん」になった。かわいい。
女友達の赤ちゃんに対しては、親戚の気持ちと言いながら実はめちゃめちゃ歳の離れた妹を見ているような気持ちもある。親友とも姉妹。親友の娘とも姉妹。家系図すごいことになってるな。

大きくなった時にクソババア!テメェは親でもないのになんなんだよ!なんて言われたらどうしよう。ニコニコしながらクソババアだよ〜親じゃないからクソババアって言っていいんだよ〜って言いそうだなぁ。クソババアでも金の無心でもなんでもありです、お金を出すかどうかは別だけど。友人に通したほうがいいことは伝えるし、伝えないでって言われてそれでもいい時は一緒におしゃべりしたい。近所の姉さんでいれたらいいな。

 

3、泣き始めたらすごく泣くところ

うわーん!って泣く。小さい頃に泣き喚けなかったのを取り戻すかの様に、大決壊したらうわーん!うえーん!うううううう...えーんえーん!って泣く。そして泣ききったら1人で「おもちゃ買ってもらえなかった子供か」って呟いて終わる。シュールすぎて泣いてる自分を上から眺めるのが好き。面白過ぎる。
夜に泣く時は、大泣きして枕をびしょびしょにして、結局泣き疲れてそのまま寝落ちする。

泣いてる間に「〜〜だったのに!私はこうしたかった!こうがよかったのにできなかった!なんでダメなの!」とかって全部言うのがとてもストレス発散になる。
ただ、泣き喚けるまではかなり時間がかかるので、泣き喚いた時は割と末期だと思う必要があるのがちょっと不便。でもシクシク泣いている自分も、大泣きしている自分も、まあ、ちょっとかわいいところあるなと思う。私の中のお姉さんな部分が、ああ〜よしよし、と頭を撫でてくれる。実際は誰も撫でてくれないので自分で撫でているわけですが。

だたし、追い詰められて泣いている時は別。あれは健康に良くない。

 

4、物を増やさないところ

服はちょっと最近増えるスピードが速くなってきたけれども、それ以外のものは全く増えないので偉い。極端に物がないわけでもなく、自分の一番落ち着く適度な物量で家を保てているので、家がとても良い感じ。だからといって引きこもれるかと言われると、それはまた話が違ってくるのだけれど。

服に関しても、好きなものだけが増えていくので精神衛生的に最高の状態が保たれている。仕事に来ていくだけの服とか、気に入ってない妥協した服とか、そういうのは一切いらない。そんな服がクローゼットにかかってると捨てたくなる。

私のクローゼットは私の宝箱。好きなものだけが詰まっているところ。だから「すごい派手な服だね!」と職場で言われても「好きなんです〜一目惚れしたんです〜」って返してる。その辺気にしないのも好き。
ちなみに社会的観点から静かな服のほうがいい時は、気に入っている静かな服を着ていく。ただ、半袖と長袖で一着ずつしかないので、連日だと詰む。

あと、増やす以前に欲さないのも偉いと思う。これ欲しいかも、と思うことがまず少ないし、欲しいかも?と思ってもその程度ならしばらく日数を置いて考えられるので、「なんでこれ買ったんだ?」となることが滅多にない。
ストレスが溜まっている時は本を爆買いすることになるので、読んでいない本がいくつかあるにはあるけれど、結局読むので問題なし。許せないほどの買い物はしたことがなくて偉い。

 

5、今まで頑張ったところ

短所でもあるし、親子のことに関しては両親に心配も迷惑もかけてきたけれども。
正直、極端で過剰に頑張ることができる人間だったから(過去形)、今までの仕事に関して、ある程度「ここまでやったから、もう」と自分に合格点をあげてこられたのだと思う。

音の仕事だって、やれるところまで常々やっていたから未練はない。好きだから近くにいたいなと思うことはあっても、また同じ仕事をやりたいなという気持ちはない。解消された。
正直、私がやれることはやってきたと思う。楽しかった。頑張ってよかった。一番好きな時間だった。
死ぬギリギリにいたけれど、それでも楽しい思い出だけを記憶に残せているわけだから、一生懸命ギリギリまで頑張っていたんだと思う。

今の仕事もそう。ものすごく頑張ったからおかしくもなったけれど、戻ってきた時に優しく迎えてくれる他部署の人がたくさんいたのが本当に嬉しかった。
全然私の近くにいない人が、私がたくさん仕事をしていたことを知っていてくれて、無理をしていたのも理解してくれて、復帰した時に顔を見せにきてくれたり、ふらっと話に来てくれたり、わざわざ個室をとって一対一で話をしてくれたり。正直すごく嬉しかった。

もう昔ほど会社にとって役に立つ人間ではいられないと思うけれど、それでも「あなたが辞めなくてよかった」と言ってくれる人いることが、心からありがたかった。
あまり自信がなくて大きな声では言えないけど、そんな人がいてくれるのは、休む前までの私が死ぬ気で頑張っていたからかもしれない。よく頑張ったと思う。えらかったね。

 

6、極端なところ

ハングルを一晩で覚えたのはもはややりすぎで面白かったので、良いことにしている。翌日知恵熱を出したのはもはやギャグ。可愛すぎるだろ、おバカで。

極端の代表例が「もう絶対に誰とも付き合わない」と思っていること。
未来に対して絶対なんて言い切れることは何もないので、もしかしたら青天の霹靂で突然「恋人できた〜!」とか言って浮かれ野郎になるかもしれないけど、自分のできること・できないこと・したくないこと・マジで無理なことを考えると、絶対に恋人なんか得ないほうがいい。
おそらく器用な人たちは寂しさがあれば色々折り合いをつけて誰かを求めることができるのだろうけれども、私は誰かがそばにいることを考えた時に「相手に何も返せない」と思うので絶対に恋人なんか求めたらいけないと思っている。絶対。

さて、ここで自分がいかに恋愛に向かない人間か、考えてみましょう。

⑴できること:
・掃除(やらないといけないから)
・洗濯(やらないといけないから)
・食事(やらないといけないから)
・料理(やらないといけないから)
・仕事(相手に依存していると弱みを作ることになるから)
・記念日に何か買ってくること(関係を保つ努力)
・「好きだよ」「愛しているよ」と言うこと(関係を保つ努力)
・他にも言ってほしい言葉を言える(関係を保つ努力)
・趣味の共有(これは興味がある)

⑵できないこと:
・⑴以外の全て(最低限以上のことができない)
・正直⑴もできればあまりやりたくない(これはクソ)

⑶したくないこと:
・日々の優先的な連絡(必要性を感じない)
・電話(必要性を感じない)
・相手を束縛すること(必要性を感じない)
・恋愛感情に応えること(相手と同等の対応ができない)

⑷マジで無理なこと:
・束縛されること(死)
・私に恋愛感情あるんだよと言ってくること(死)
・体の関係を持つこと(死)
ニート(もうお腹いっぱい)
・連絡がないことで心配されること(連絡不精)
・口喧嘩で私に負けること(興味をなくすきっかけになりうる)
・結婚を迫られること(メリットをプレゼンしてほしい)
・好意に応えないといけないと焦ること(本当に返せない)

上記から、どうしたって絶対に恋人なんか作らないほうがいいと考えます。

ここまで分析して論理的観点から道を塞ぐのも、まあ、正直バカだと思う。どうやったって誰かといたほうが楽なのに、「どのみち私のそばに来たっていいことないので、だったら来させないほうがいいじゃんね」と、1か0の考え方しかない。
でも、そんな自分と3年付き合っているともうここまで極端で頑固すぎるのも、なんだかかわいく思えてくる。だから進歩しないわけだけど。

 

7、本気でお金持ちになれると思っているところ

絶対になれると思う。生まれた時からその気がしてる。

 

このくらい出せたら充分じゃないか?意外と書けて驚いてる。
実際、自分のことを5歳くらいの子供だと思っている節があるので、自分に対してかわいいなと思うその感情はなんというか…なんだろう…庇護欲?に近い気がする。それに加えておバカでしょうがないなぁ、みたいな気持ちもある。というか、おバカだから見守ってないと何するかわからないんだよな、というお兄ちゃんお姉ちゃんな気持ちが強いかもしれない。自分相手に年上対応してるのも意味がわからないな。

まあ、おバカじゃないとわざわざ自家発電なんかしないでしょう。

 

ここまで愛すべきおバカにお付き合いいただき、ありがとうございました。