月が綺麗だからなんだって話で

アセクシャルな人間の雑記

録りおわってお風呂洗いながら考えたこと(その間3分)

さっき韓国語の勉強をもっと頑張りたいなぁ、と思いながらstandfmの収録したものをTwitterに流して、お風呂入るために洗ってたんですよ、その時にすごい自分天才じゃん→いやそれはダメだろってなるようなことを考えついて、じゃあなんでそんなダメだろ案件が思いついてしまうのか考えたので、聞いてください。들어주세요.

 

自分の韓国語の勉強でまだまだ全然できていないのが下記の3点。

・単語を覚えられてない
・語尾とか接続系の言葉が頭の中で整理ついてない
・聞けてない(これまで聞いたことから組み立て直して口に出す=喋れるになるので、喋れないこともこの「聞けてない」に入ると思ってる)

 

正直、単語と言葉の整理については覚えりゃいいだけなのでやればできる。単語の勉強というのは私は単語帳を作ったり一日何個覚えたりとかは向かないので、日頃耳にしたり目にしたりした単語でわからないものを書き留めていけばいいと思う。書き留めてないけど都度調べているうちに覚えていってる(クッソ時間かかるやり方だけど)。言葉の整理なんかは多分もっと早くできると思う。パターンを覚えればいいだけなので、本腰入れてやれば正直10時間で基本的なところはいける気がする。時間はハングルを困らない程度にすっと読めるようになるまでに3時間かかったので、それと比べてこのくらいだろうなという予想。ただ、翌日熱出したので無理はしない方が良くて、多分3日くらいかけてそのことだけ考えるように勉強すればなんとか思い出そうとすれば出てくる、くらいにはなると思う。そこからはもう使っていけばいいだけなので。

で、一番問題なのが「聞くこと」なわけですよ。これが実際問題一番難しいなと思っていて、ドラマのセリフをずっと聞いてハングルの字幕を読んで、耳で聞こえる音と目で見ている文字を合致させながら、頭の中で意味も追っていく。で、難なく1話をスラスラと真似までできるようになる、というのを繰り返せばおそらくできるようになっていくと思うんだけど、如何せん牛歩なわけですよ。ニートで一日中韓国語のことだけ考えてればいいなら多分3ヶ月くらい頑張ればなんとかなると思うんだけど、社会人の3ヶ月に何時間自分の時間があるのかというお話で、実際に仕事終わった後からずっと韓国語のこと考えててもまだこんな調子なわけですよね。
もうすぐ3ヶ月経つんです。熱を出したから覚えてる、6/29から私は韓国語の勉強をちゃんと始めたんだけど、もう3ヶ月。聞き取れる言葉が少しできて、字幕とセリフの違いがたまーーーーーーーーにわかって、書きたいことは辞書を調べればかけて、翻訳機の翻訳が自分の言いたいことを指してないことにうっすら勘付けるつくらい。これが3ヶ月。いや、何も1年でペラペラになりたい!と思っているわけではなく、ちゃんと使える言語にしたいなと思っているだけなので急いではいないけれど、もう3ヶ月かぁ、こんなかぁ、とはなるわけで。

そこで「こんなかぁ」と思った私はお風呂に洗剤を振りまきながら思ったんです。

あれ、、、もしかして、、、、韓国語ネイティブ(日本語もわかる(重要))と付き合えば、「聞くこと」の部分にかかる時間が激減するのでは!?!?天才か?

と。

天才でした、だってそうじゃん。毎日聞けるんですよ、ネイティブの生きた言葉が。この「生きた言葉」というのは意識高い系のいう「生きた言葉」とはちょっとニュアンスが違うんですけど、目の前で動いて変化をしていく言葉、という意味です。
結局セリフというのはその画面の時間軸では生きているけれど、私の時間軸に持ってくると死ぬんですよね、固定なので。「好き」と自分が表現したい時、ドラマが例えば「나 너 좋아해」を教えてくれたとします。直訳で「私はあなたが好き」ですが、私は「あなたのことが好きです」も「好き、大好き」も「好きっていったらどうする?」も言いたいわけ。これは、そのうちそれぞれ「〇〇のことを〇〇だと思っている」「〇〇、〇〇すぎる」「〇〇って言われたらどうするの?」というセリフはきっと出てくるだろうからそれを待つのもいいし、ネットも大先生みたいなもんなのでそこで調べりゃ、チョアへ関係のことなんか死ぬほど出てくるのでそれで勉強すればいいっちゃいいんだけど、でもネイティブと一緒にいればもう、これ、爆速で解決すんじゃん、全部。
もっと文章が難しくなってくると、大先生もドラマも教えてくれないこともあって、その単語の活用(韓国語にも日本語の五段活用とかカ変みたいなのがある)とかがまっッッッッッたくわからんこれであってんのか?みたいなことばっかりなんだけど、これがネイティブ隣にいれば「こう言いたい時って〜〜であってるの?」とできるわけです。

面白いのが、日本語と韓国語は語順が一緒だし助詞の考え方も似ているので「〜には」と言いたい時は「〜に」+「〜は」をその順番で足せばいいだけだし、「〇〇してみる」時は「見る」が入ってくるしでとても文章を作りやすいんだけど、「〜と思う」という言い方に関しては直訳で「〜と」+「思う」という言い方もありつつ、もっと口語的な扱いで「〜ということと同じ」という言い方もあるんですよ。こういうのは自分で調べて初めてわかることで、「〜と」+「思う」がわかってしまっている人は多分調べないと思うんですよね。「〜と同じ」を聞いて初めて、なにそれ?ってなって、「〜と思う」になるんだ!とそこで気がつく。
まあそういう勉強の仕方も楽しいしいいんだけど、というか今の私がそうなんだけど、言葉を自由に操ろうとするとこれだとかなり先が果てしなくてたまに「遠いな…」と思ってしまうわけです。

 

で、若干疲れている私の脳内で飼ってる悪魔がこう言うんです。

「生きた言葉?本物の韓国の人に韓国語と日本語で会話してもらえばいいじゃん」

はぁ〜この悪魔天才なの?すごいね、でも私朝から晩まで韓国語を教えてほしいんだけどな、とチョロっと思ったんです。あ、今知りたいこの言い方、がいつ起こるかわかりませんからね。そうするとまた悪魔が言うわけです。

「付き合えばいいよ」

おおー!!君は天才か!?!??そうだね!?!?付き合ってりゃいつ連絡しても許されるしあれもこれもって言っても教えてくれそうだもんね!?!?

「それはダメだろ」

おや、誰でしょう、奥から目をさすりながら出てきたのは。

「相手のことなんだと思ってるわけ」

やけに正論を投げてくるのは、そう、滅多に出てこない私の中の天使。宿主に似て、相手のことを考えずにどんな状況でも正論を振りかざすのが得意です。

「寝起きの脳が動いてない奴はすっこんでろ」
「いいことしか考えられない脳だから寝起きでも問題ないんだよ黙ってろ」
「뭐라고?」
「俺の脳は善で埋め尽くされてる」
「キモ」
「ところで、そんな理由で人と付き合うのはやめたほうがいい。相手に失礼」
「相手はこいつが好きで、こいつは韓国語を教えてもらえる、でwin-winじゃん」
「だったら韓国語教師の家に住まわせてもらえばいい」
「それだと相手にメリットがないじゃん」
「恋人にしたってメリットないだろ」
「恋人は恋人でいることがメリットだろ」
「心はねぇのか」
「思ってなくても好きとかは言えるから問題ない」
「問題があったから色々あったし色々起こったんだろうが」
「でもあれは後半こっちにメリットがなくなったから破綻しただけで、メリットある状態のままであればなにも起こらないだろ」
「もし韓国語が習得できたらどうすんの」
「え、まあその時はもうなにもないので、まあ」
「そこがダメだろ」
「いや、だってwin-winじゃなくなるし、と言うことは対等じゃないから一緒にいる意味ないじゃん」
「じゃあ友達でいいだろ」
「友達だとあれ教えてこれ教えてって言うの申し訳ないだろうが、友達の人生の邪魔をするな」
「その友達の部分に恋人って文字を入れてみろよ」
「恋人=双方にメリットがある関係なのでなにしてもいい」
「サイコ」
「恋人なら多少のことは許してくれるしちょっとのわがままは可愛いってことにしてくれるでしょ」
「相手の人生の邪魔してんのよな」
「相手が選んだことだし自己責任。こいつと一緒にいるって選んだ自分を恨めよ」
「こいつが一緒にいると言う選択肢をチラつかせなければなにも起こらないかもしれないと言う可能性については?」
「むしろこっち的には四六時中一緒にいて韓国語を教えてくれないと、付き合うこと自体がデメリット」
「話通じねぇ奴だな、귀 뚫렸어요〜?」
「そもそも付き合う付き合わないをメリットデメリットで考えること自体、なにがいけないわけ?全員、好きと言う感情があるから見えてないだけで絶対考えてることだろ」

それね〜〜〜〜〜まあ私のこと好きな韓国の方はいないのでこの脳内会話は完全に無意味なのだけれど、この、メリットデメリットで考えていることが表に見えた途端「善くない」とされる現実!が、クソだと思う。みんな考えてるでしょ、知らんけど。「好き」って言う感情に覆われてるせいで見えないだけで、絶対あるって。

と、こんなことを考えながらスポンジを手に取り、バスタブを洗っていきます。

 

天使が言います。

「そもそもメリットデメリットを自覚した状態で、自覚してない人と一緒にいるのは善くないことなんじゃないか」

それも一理ある。結局その二人の行き着く先にきっとハッピーはないし、自覚ない方はおそらく私の考え方を「悪」にするだろうから、双方傷ついて終わるだけなきがする。でも結局、一緒にはいてほしいけど感情が追いつくことはない場合、どうしたらいいんだろうか。

「だから、一緒にいることを求めること自体間違いなんだって」

ですよね。そうですよね、わかってはいたんです、悪魔のこと天才だとは思いつつも、そんなことしてじゃあ相手はおもちゃか、PCか、外国語教師の代わりですよ、そんな扱い受けてどうなんだと。でもじゃあなんで恋人たちは一緒にいるんですか。恋人たちはなにがどうして付き合って、なにがどうして一緒にいて、相手のことをなんだと認識しているんですか。恋人ってなんですか。

「それはわからん。なんてったってお前の脳の中の天使なので」

クソ使えない奴はすっこんでろ!!!!!!(スポンジをバスタブに叩きつける)

 

結局、感情があればそれがいる理由になるのでメリットデメリットというのを考えなくていいのだと思うのだけれど、感情がない場合は一緒にいるかいないかを選ぶ理由がメリットデメリット以外ないと思うんだけどどうなんだろう。
だって実際、メリットがあったから付き合ったし、メリットがなくなったから別れたんですよ。メリットがない人と一緒に住んで、それはなに?同居?友達でもない人と?ってなるじゃん。だから別れたんですけど、これが悪だというなら悪にしてくれていいけどその善悪はなんかだいぶ、だいぶこう、恋愛至上主義的だなぁと思うんですよね。なんかね。

 

でもまあ良くないんでしょうね!コツコツ自分でがんばります!せめて友達!
クソみたいな思考は泡と一緒に流してしまいましょう!!アンニョン!!

 

 

지금 나가 들으묜 기분 좋은 말은 "너의 번역기가 되고 싶다 "
(질리지도 않네요)