月が綺麗だからなんだって話で

アセクシャルな人間の雑記

彼女に1週間毎日最悪なことが起こりますように

新宿駅の山手線のホームから改札に向かう階段を上り切って少し。人混みの中を進んだら目の前から女の子2人がやってきて、仕方がない形で彼女たちの真ん中を突っ切ったら右にいた女の子が舌打ちをした。きれいな舌打ちだった。

「ああ、こういう人間もいるよな」と思って、最近得意になってきた「どうでもいい」という思考で素通りしようとしたけれど、改札を出る頃にはもう一度入って「舌打ちしたよね?」と声をかけてやろうかと思うほど、腹が立った。

バカな女なのだと思った。まっすぐ自分が歩けなかったことが嫌だったのか、友達と話しているのを邪魔されたことが嫌だったのか、私をブスだと思ったか、この世の全てにイラついたか知らないが、ものすごくきれいな舌打ちは訓練されているようだった。この女は日頃から舌打ちをしているのかもしれない。底の浅い人間だ、だとしたら。

私はこのバカと張り合えるくらい、バカで沸点が低い。本当は「舌打ちしたよね?」と声をかけるより、階段を降りる彼女を後ろから蹴飛ばしたかったし、それで彼女が階段を転げ落ちていったらせいせいするし、あのかわいいお洋服がビリビリに破けて、無様に転げ落ちたホームでスカートが捲れて下着でも晒されて死ぬほど痛くて恥ずかしい気持ちになればいいのにと思った。でもそんなことをしたら私が犯罪者になってしまうから。私の人生がおかしなことになるから。

だから、あのクソ女にこれから1週間毎日最悪なことが起こればいい、とちいさく願った。

毎日乗るべき電車を逃して、遅刻を繰り返し、人の信用を失えばいい。ちょっとした物をなくして、ちょっと不便になればいい。スマホが水没するのもいいと思う。バックアップなんてとるな。開けたばかりの弁当を、カーペットの上にひっくり返したり、コーヒーを白い服にこぼしたり、履く靴下全部に穴が空いたりしろ。財布を無くせ。カードを不正利用されろ。恋人に浮気されろ。泣いて縋って「面倒臭い」と言われて浮気相手の元に行かれてしまえ。友達が自分の悪口を言っている場面に遭遇しろ。それが何年も続く深い友情だと尚良い。職も失え。

それでボロボロになった頃に、自分よりかわいくて若い女の子に舌打ちされて◯ね。

大好きだよ、あのちゃん

あのちゃんが好きだ。大好きだ。

厳密にいうと、あのちゃんも好きだけどあのちゃんがanoとして歌ったりI'sとして歌ったりしてる時がものすごく好きだ。

あのちゃんの歌はすごい。普段全然歌詞を聞かない私が全部の歌詞を覚えてる。言葉を聞かせる力があるのだと思う。他の人にとっては違うかもしれないけど、私相手に歌詞を聞かせるパワーがある。あのちゃんのあの特徴のある声だったり、シャウトだったり、デスボイスだったり、色んな声を聞かせてくれる。色んな歌がある。今日のライブで「リリースしてない曲がたくさんある」と言っていたし本当にその通りで、まだファンになって日の浅い私は知らない曲もいくつかある。それなのに歌を聞きたくて、言葉を聞きたくて、曲に乗りながらも一生懸命耳をそばだてている。

あのちゃんの言葉はすごい。私はあのちゃんが言っていた「結局ぼくにはぼくしかいないし、あなたにはあなたしかいない」という言葉が好きだ。会場では「そんなことないよー!」という声がちらほらと上がったけれど、そんなことあるのだ。結局、最終的に私には私しかいないし、私のことを救うのも、殺すのも、どうにかするのも、全部私だ。周りが色んなことを言ってくれて、色んな手を差し伸べてくれて、助けてくれて...それでも私は孤独だった。誰も私のこと全てを知ってくれるわけじゃないし、わかってくれるわけでもないし、その伸ばされた手が私のためじゃないかもしれないこともたくさんあったし、そういうことがわかるたびに私は寂しくなって、どんなに人が周りにいてくれても結局私はひとりなのだと結論づけた。私はひとり。ひとりで自分のことはどうにかするしかない。私のことを一番助けてくれるのは私。私のことを支えて、私のことをどうにか生かしていくのも、全部私。だってみんなはみんなだもん。私じゃないから。私のことは私しか分かり得ない。私のことをたくさんわかってくれる人もいるし、私よりわかってくれる人もいるけど、最後に私を殺すか生かすかを決めるのは私だし、私の手綱を握ってるのは絶対に私。私には私しかいないのだ。

こういうことをこの数年ずっと考えていて、私は自分には自分しかいない苦しさを一度受け入れて諦めて、今また自分で自分と歩いていかないといけないことに苦しんでいるのだけれど、あのちゃんと初めて会ったライブであのちゃんが「ぼくにはぼくしかいないし、あなたにはあなたしかいない」と言ったとき、やっぱりそうだよねと安心と悲しさと苦しさが沸き起こってきて泣いた。自分には自分しかいないこと、これは私にとっては救いでもあり苦行でもある。今までそれを話してきた人たち全てに理解されなくて、なんならこの話を聞いた後に言った誰かたちにも受け入れられることはなくて、みんなどんな平和な脳で生きてるんだと絶望したけれど、あのちゃんがおんなじことを言ってくれて私はうれしかった。

 

好きなアーティストは今までたくさんいたし、今も好きなアイドルがたくさんいる。いつのまにかそこまでの熱がなくなった人もいるし、たまに思い返して「好きだったなー」と懐かしくなる人もいる。高校生の時にめちゃくちゃ聞いていた曲を、今はもう全然聞かない。この前懐メロメドレーしようと思ってApple Musicで色んなものを検索しまくったけど、そう思い至るまでもう10何年以上聞いてない曲ばかりだった。あの頃はあんなに聞いていて、あんなに救いを求めていたのに。

いつか、私はあのちゃんの曲を聞かなくなるのだろうか。いつか、あのちゃんの言葉が聞こえなくなるのだろうか。ライブに行きたいと思わなくなって、テレビでたまにあのちゃんを見て「そういえば好きだったなー」とか思うのだろうか。

今日もあのちゃんが「ついて来れる人だけついてきて」と言った。ついていけるまでついて行くよ。大好きだよ、今ものすごく大好きだよ。私はこの先も、あのちゃんのことを好きでいたい。いつまでもあのちゃんの言葉を聞いていたい、あのちゃんの言葉が欲しい。いつまでも欲していたい。あのちゃん、好きだよ、好きなの。でも、こんなに好きだけど、いつか私があのちゃんのことを「懐かしい人」にしてしまったらどうしよう。ほんとうは「一生好き、一生ついていく」って言いたい。絶対に一生好きでいたいしどこまでもついていきたい。でも、今までの私が一生好きだったことがないから、そんなの全部うそじゃん。一生じゃないじゃん。その時は一生好きって思ってたのにさ。あのちゃんのこと好きで好きで大好きだから、「一生じゃなかったじゃん」って思いたくなくて、「ほらまた一生じゃなかったじゃん」って思われたくなくて、「一生好き」って言えない。いつも私は二言目には「一生好き」って言うのに、あのちゃんには「一生好き」って言えない。いやだ。一生好きでいたい。

あのちゃんが私と繋がることもないし、これを読むこともないだろうし、私が仮に「一生好き」って言ったのにいつのまにかついていかなくなったとしてもあのちゃんがそれを知ることもないだろうし、「一生好きって言ったじゃんうそつき」って思うこともないと思う。そんな機会。それなのに、イエスキリストの前で嘘がつけない敬虔なキリスト教信者のように、あのちゃんが存在するこの世界で私は本当になるか嘘になるかわからない「一生好き」を言えない。

 

あのちゃん、大好き。どんな人なのかなんてこれっぽっちもわかってないだろうけど、私は私に見える全てのあのちゃんのことが大好きだよ。これが好きじゃなかったら何なんだろうって思うくらい好き。

1秒でも多くあのちゃんのことを好きでいたい。

大好きだよ、大好きなの、あのちゃん。

 

 

 

 

 

(追記)

神様みたいなあのちゃんがダイブしたのを支えられたのでもう死んでもいい。

 

 

 

無題

陽が沈んで残った明かりが黄色く

遠くの明かりが届かない奥の方は蒼く

縁は赤くなるほんの3分程度の時間が好き

f:id:tskmrso:20220810032703j:image

 

陽が斜めにさして雲に影が濃く入って

青みがかった朝焼けに浮かぶ黒い雲が好き

f:id:tskmrso:20220810032816j:image

赤と黄色が溶けた朝靄が好き

f:id:tskmrso:20220810033343j:image

開けられない瞼を刺す橙色が好き

f:id:tskmrso:20220810033210j:image
f:id:tskmrso:20220810033207j:image

靄の向こうに頭だけを出している杉の木のてっぺんが好き

f:id:tskmrso:20220810033346j:image
f:id:tskmrso:20220810033201j:image

陽がのぼりきって溶ける色もなく

完全な白になった霧が好き

f:id:tskmrso:20220810033855j:image

雲ひとつない晴天よりは

積乱雲がもくもくと育つ快晴よりは

薄い雲が風に乗るおだやかな晴れが好き
f:id:tskmrso:20220810033649j:image

 

私の人生の第一章が終わった感じする

第一章なのか第二章なのかわからないけれど、今回の1ヶ月の夏休みで一旦、色んなものが終わった気がする。

 

ずっと私がいるべきは「ここ」じゃないと思って高校は地元から電車で行かないといけない学校に進学して、それでも「ここ」じゃなかったから大学は東京にきて、それでも「ここ」じゃないと思いながら色んなところを転々としながら、今なんとなく「ここ」ならいいかなと思ってるところに腰を据えている。でも私の憧れは留まるところを知らないから、もしかして海外なんて手もあるのかも、なんて思いながらパスポートさえも持ってないような日々を過ごしていて、やっと今年、色んなタイミングがあってイタリアに行くことにした。

 

結論、別に海外じゃなくていいかも。私は日本の潔癖さが好きかもしれない。

 

それでも何かが一区切りついた気がすると言うのは、誰とも一緒にいないことへの罪悪感を振り切ったのもこの夏、誰のことも生まないけれど生まれてきた子供たちを守ることをしたいと思ったのもこの夏、本当に富豪になれるな私と確信したのもこの夏、私はやっぱり物を書きたいよと思い直したのもこの夏、かつて好きでも手放したものがまた戻ってきつつあるこの夏、私は勇気さえ出せば色んなことをやっていけるんだと認識できたのもこの夏、仕事への忠誠心が完全に切れたのもこの夏、私の見てる世界は人には理解されないかもしれないけどそれでもそれが私の正直な気持ちなんだから仕方ないじゃんと腹が括れたのがこの夏。全部この夏。

それまでの私は人に私のことをわかってほしかった。あなたの考えてることわかるよ、と言われたかった。だからこそ「わかる」って言われると腹が立っていた。だって私の考えてる全てをわかってもらえてるわけじゃなかったから。未熟で、人と繋がりたくて、寂しかったんだと思う。

 

今は、私の見えてる世界を面白いと思ってくれる人が少しだけでもいるんだから、それでもいいかなと思う。みんなにわかってもらえなくても。人と繋がらなくても良いし、寂しくてもいい。未熟なままではあるけれど、理解者が欲しいんだったら、自分の枠の中に入ってくる人を待つんじゃなくて自分が枠をどんどん大きくしていってその枠の中に自然と含まれてしまう人を増やしていけばいいんだと思った。

30歳になるし。なんかいい区切りなんじゃない?わかんないけど。手の届く範囲だけが私の世界じゃないよと思えたから、これから私は富豪になるし、プライベートジェットも買って乗り継ぎ必要のない海外旅行もたくさんするし、ちょっとスられたくらいじゃ痛手にならないし、会社で働くのもいつかやめるし、私が生きてるだけでたくさんお金が入ってくるようになるし。私のことをいいように使ってる人たちのことも全部許せるようになるし、いつか。私がいなくなるとき泣いてもらいたいとか、私がいなくなって崩壊するものが多かったら嬉しいなと思ってしまうのも、もう受け入れたし。

 

ここからまた新章が始まると思わせてよ。

 

 

死ななかった私に感謝してね

小学生4年生の夏にいじめてきたななこちゃん

グループの中で一番わがまま放題だったななこちゃん。あなたの好きな子が私に興味持っちゃってごめんね。転校生ってね、強いんだよね、転校生ってだけで。もうマンネリ化した幼馴染しかいない地方の小学校に突然入り込んでくる、同い年の、違う街の香りがする女の子って、強いんだよね。あなたの思い通りにならないこと、私のせいでたくさんあったね。だからいじめちゃったのかな。よかったね、私が我慢できる子で、親にも先生にもなにも言わずに耐えられて。今は小学校の保健室の先生なんだよね。すごいね、そんなふうに人に嫌なことをしていた人間が、苦しくてクラスに馴染めない子とか、学校に行きたくない子の受け皿になれるんだね。素敵な先生になってね。

 

小学校4年生の時にクラスの女子全員を巻き込んでいじめてきたさやかさん

あなたよりもお勉強ができちゃってごめんね。転校生はただでさえ目立つのに、お勉強を頑張る人間が少ないど田舎に、突然勉強まみれの日常を送ってきた人間が来て驚かせちゃったよね。でも私の方が百マス計算が早かっただけで恨みを買ったのは、ちょっとよくわからなかったな。私よりも早く計算できるようになればよかっただけだよ。普通の人間であれば、頑張らないと、頑張ってる人間には勝てないんだよ。秀でた人なら頑張らなくても勝てるんだろうけど、さやかちゃんは凡人だったよ。知らなかったかな?私の友達全員を奪ってみんなでいじめたこと、今でも許してないよ。あなたはいじめられることとは無縁の人生だったみたいだから、じゃあ、あなたの娘がいじめられたらいいのになって思ってる。幸せな家庭を築いてね。

 

小学校6年生の時に凄まじいいじめをしてきた春山さん

あなたのような人間が私の世界線に乗り込んできたこと自体許せないんだけど、私の人間性を歪めたことはもっともっと許せないな。人生で初めて死んでほしいと思った人だった。中学生になってからはずっと関わりがなかったから安心できたけど、一瞬だけ私の世界に入ってきて一瞬でメチャクチャにしたことが心の底から憎い。いろんな男に踏みつけられて生きていってほしい。愛した男全員に捨てられろ。親がいなくなったとき、他人に寄生して生きてきたことをそこで初めて悔やんだらいい。一人で生きられないことに打ちひしがれてほしい。私の見えないところで、私よりもはるかに不幸であってほしいよ。

 

中学生の時に私から大事な友達を奪っていじめた萩原さん

こいつは今すぐ地獄に堕ちろ。萩原さん自身の大好きな人たちから今すぐ嫌われろ。CAになったかと思いきやコロナで全然違う仕事をしなきゃいけなくなって本当にせいせいした。お前がいる空港なんか使いたくない。成人式であった時の第一声「会いたかったー!」を聞いてぶん殴らなかった私に感謝して。お前がやってきたことを学校に言わなかったことを感謝して。勉強の僻みも、ピアノの僻みも、私よりできるようになってからぐちゃぐちゃ言えば私だって聞いてやったのに。私よりできなかった奴の戯言なんて聞く価値があると思う?いつまで経っても自分が女王様だったね。今も女王様として生きてるの?一生その恥ずかしい人間性で生きて、死んだ時には「こいつが死んでくれてよかった」と思われてほしい。地元で会っても絶対に私に声かけてこないで。殴りそうだから。

 

私のことをいじめて、友達になって、また遠ざけたさくらちゃん

大好き。可愛くて、すらっとしてて、踊れて、走れて、泳げて、勉強もできて、ピアノもできる。大好き。だからめちゃくちゃになって死んでほしい。この世界の誰よりも不幸になってほしいし、その様を私に見せてほしい。私の目の前で、苦しんで、悲しんで、悩んで、どうにもならなくて、絶望して泣いてほしい。私にそんな姿を見せてほしい。かわいくて大好きで愛しいさくらちゃん、みんなの人気者だったさくらちゃん、いじめた相手と仲直りしてみんなに優しい子だと思われたさくらちゃん。結婚したんだってね。おめでとう。幸せになってね。世界で一番幸せになってから、世界で一番不幸になってくれる?成人式で会った時、友達だったはずなのに、私と目があったとわかった瞬間すぐに逸らしたあの目を忘れない。話しかけても「後でね」と言って、その「後で」が一生こなかったことも忘れない。周りには親友なんだと言いながら、私が高校受験に落ちたらいいのにって言ってたことも忘れない。さくらちゃんが私にくれたやさしい手紙とさくらちゃんの内心が1ミリも伴ってなかったことも忘れない。高校が離れた途端、私のことを知らない人間みたいに扱ったことも、「あの子の親は私がいじめてきたって私の親と先生にちくったんだよね」と高校で被害者ヅラしてたことも、そもそも私を死にたくなるまで追い詰めたことも、全部全部許さない。あの時の私が死ななくて本当によかったね。でも怖かったんだよね、私がいじめられてたことを誰かに言いそうで。大丈夫、誰にも言ってないよ。さくらちゃんのこと大好きだから、言わなかったよ。言わなかったのに、さくらちゃんは私のこと、知らない人みたいな顔で見るんだね。大嫌いだよ。愛してるよ。死んだら絶対に地獄に行ってほしいな。私の知らないところで幸せになって。でも不幸になったら教えてね、見に行ってあげる。

世界で一番、あの子を愛している|つきの|note

 

最初の会社でセクハラしてきた上司(名前は忘れた)

尊敬してたのに、そんな私の心につけ込んで、「これは男と女の飲み会だから」とか訳のわからないことを言ってきた上司。帰りたいという私を無視して2次会まで連れてった上司。私が酔っ払ってることをいいことに振り払えないくらいの力で手を繋いで歩いた上司。帰りますって私が言ってるのを「いいからいいから」と言って狭いビルの小さなエレベーターに押し込んだ私よりもはるかに体格がいい上司。2次会でも死ぬほど飲ませた上司。私の家に行きたいと言った既婚の上司。絶対に別々の家に帰りますと言った私の頭を撫でた手のでかい上司。エレベーターが閉まった瞬間私の頭を掴んでキスしてきた力の強い上司。誰にも言わないでとタクシー代を一万円渡してきた子持ちの上司。目を瞑るとフラッシュバックして私を不眠症にした忌々しい上司。殺すぞマジで。ちなみにセクハラされたことは辞める時に言いました。誰にも迷惑かけないけど確実に悪いことをして捕まれ。

 

今の上司(名前は出せない)

マジで私の目の届かないところに行ってくれ。ゾンビに喰われてくれ。そしたら秒で死なせてあげるから。旦那さんに捨てられてほしい。会社の中で「この人はやばい」と悪い評判が広まってほしい。部下たちが「この人の下で働くのはもう無理だ」とおもって立て続けに離れていってほしい。体調を崩す部下が続出してほしい。異動を願う部下がたくさんいてほしい。この人の頭の悪いところがもっと表に出てほしい。評価が下がってほしい。部長のままでいいけど、偉い人たちから「やばい奴だ」と思われてほしい。みんなに嫌われてほしい。本人が好かれてると思ってる人から嫌われてほしい。誰にもまともに取り合われなくなってほしい。他場所の偉い人に怒られてほしい。泣いてほしい。苦しんでほしい。私に謝ってほしい。反省してほしい。苦しんでほしい。悩んで眠れなくなってほしい。体調崩してほしい。休職してほしい。戻ってこれなくなってほしい。苦しんでほしい。辛いことがあってほしい。立ち直れないことが起こってほしい。悲しいことがあってほしい。でも日常は変わらず回ってほしい。毎日が部長を置いていってほしい。そんな中で苦しんでほしい。死なないでほしい。死にたいのに死ねないでいてほしい。苦しんでほしい。とにかく苦しんでほしい。人望がなくなってほしい。自分のこれまでを後悔してほしい。苦しんでほしい。

私だけは味方でいてあげる。

それで、私のこと大好きになって。私に依存して。私がいるから仕事ができるようになって。私がいないとおかしくなって。私に救われて。私のこと大事にして。私がいるから立てるようになって。私のこと愛して。誰よりも私のことを理解できてる気持ちになって。私がいないと死んじゃう気持ちになって。私のこと追い詰めてごめんって反省して。謝って。絶対に許さないけど。私に復讐させて。死んじゃダメだよ?

 

人殺しにならなくてよかったなって、今私が生きてることに感謝してね、みんな。

世界で一番嫌いな上司はデスクトップが汚い

デスクトップが汚い人が嫌いだ。というか、仕事場が汚い人が嫌いだ。
私は嫌いな人がほとんど生まれない人間だけれど、データ整理ができなかったり、仕事をするための机が散らかったりしている人のことは「好きじゃない」を通り越して「嫌い」だ。

今世界で一番嫌いなのは所属している部署の部長なのだけれど、この人のデスクトップは訳がわからないほど汚い。ブラウザのタブ整理もできない。デスクも汚い。
2ヶ月前からおせんべいの袋が開けっ放しになって転がっているし、もう賞味期限も切れているであろういつかの誰かのお土産がモニターの周りを囲んでいるし、赤ペンがデスクに3本ある。
ボールペンは見たことがないけれど、モニターに貼られている付箋の文字は全部黒い。逆に赤ペンは何に使ってるんだよ。

こんな人が部下をマネジメントできると思えない。
案の定出来ていないけれど、まあ、それは置いておいて。

 

まず小さな嫌いポイントから話すと、この部長はファイルの命名が死ぬほど下手だ。
偉い人に提出する資料はまだマシだけれど、自分で保管しているファイルは最悪の極み。

昨日「〇〇についての最終資料をもらえますか?」と聞いたら"〇〇_fix"と"〇〇_fix2"と"last〇〇_fix"と命名された3つのファイルが送られてきた。

どれだよ。せめて"last〇〇_fix2"であれ。

「どれが最後ですかね…?」と聞いたら「編集日付見て」と言われた。

"〇〇_fix"は2021年7月。
"〇〇_fix2"は2022年1月。
"last〇〇_fix"は2021年6月。

ふざけてんのか?

この時Youtubeを見ながら仕事している上司の後頭部を思いっきり引っ叩こうかと思ったけど我慢した私は偉い。

 

この前はペライチの報告書を求められたのでその通りにペライチで出したら、「これ使って書いて」と表紙と目次付きのテンプレートを渡されたのだけれど、そのテンプレートのファイル名は"資料"。

いや、全部資料だろ。
せめて"報告書テンプレ"とかにしてくれ。せめて。
ペライチが嘘だったことでただでさえイラっとしてるのに、こんな小さなところでもイライラポイントを突いてくるな。
媚の売り方じゃなくて命名センスを磨いてほしい。

 

次に嫌いなのが、ブラウザのタブ整理が一生できないところ。

プレゼンしながら無限に開いているタブをガチャガチャと探す姿。
「どっかに開いたんだけどな」と言いながらいらないタブを全員の前で閉じていく姿。
諦めてブックマークから開こうとするも、そもそもブックマークが整理されていないのでそこでもページを探している姿。

全てが滑稽なので早急にやめてほしい。仕事のできない部署と思われそう。
こんな上司が統率してる部署なんか絶対やばいだろ。まあウチなんだけど。

 

一枚のウィンドウに関係ないタブを残して新しいタブを開くな。
必要ないなら閉じろ。

別の用途のタブが必要になったならせめてウィンドウを分けろ。
同じウィンドウで開くな。

そして何よりプレゼン前に画面の整理をしろ。
それができないなら資料にリンクを貼れ。

どの口が「報告や提案は簡潔に書いて」とか言ってんだ。

 

嫌いポイントは数え切れないほどあるのだけれど、デスクトップとダウンロードフォルダが汚すぎるのが一番嫌いだ。
デスクトップは脳と、ダウンロードフォルダはインプットした情報の処理の仕方と同じだと私は思っているのだけれど、この上司の脳はぐちゃぐちゃで、情報もいろんなところに散らばってしまっているのだろうなと勝手に想像している。

私によく「そんな昔にやった仕事とか細かいこと、よく覚えてるよね。記憶力いいんだね。私記憶力よくないからさ〜」と言ってくるのだけれど、私は記憶力がいいわけではなく、その時々で物事をフォルダわけして整理しているだけだ。記憶しているのではなくて、置いているだけ。
だからそれに関連することや必要になる物事が起こるまでは忘れているし、固有名詞だけ言われても思い出せないことも多い。
ただ、一度その引き出しを開ければ芋づる式に過去の内容が出てくるから、思い出したかのように見えるのだろう。

デスクトップが死ぬほど汚い人でも、その人独自のルールがあったり思考回路があったりしてめちゃくちゃ物事を覚えている人もいるし、仕事ができる人ももちろんいる。
けれど、そんな人は本人にしかわからないルールがある。ルールがあるから、どんなに散らかっているように見えていても、タブもファイルも探さなくて済むのだ。
ルールがない人はただ散らかしているだけ。部長も、ただ散らかしているだけ。片せ。

 

何より、ダウンロードしたものをそのままにしておける気が知れない。
何かに必要だからダウンロードするわけで、用が済んだらもういらないから捨てればいい。
まだ使うかもしれないなら、整理していつ見てもわかるようにしておけばいい。

なぜそれができない?
いらなくなったり自分に有益じゃなくなったりした人のことはすぐ切り捨てるのに、有益じゃないファイルはなぜ捨てられない?

まだ使うかも?またいつか必要になるかも?
そうなるかもと思うのなら、一応大事にしておけばいいのに。
捨てムーブをした後に「やっぱり必要でした」って言ったって、捨てられた人間の心は戻ってこないんだよ。データはもう一回ダウンロードすればいいけれども。
汚いデスクトップを目撃するたびに、この人にとっては私もこのぐちゃぐちゃのファイルたちと変わらない存在なんだな、と寂しく感じて、ひどい扱いをされるたびにやっぱりそうなんだ、と痛感する。
でも全ての整理ができない人だから仕方がないのかもしれない、とも思う。

 

人間はデータとは違って自分で誰かの元を去ることができる、ということは知っておいてほしい。
今知ることができないなら、いつかたくさん後悔してほしい。

数々の不便と不幸が勝手にダウンロードされて、この人の人生の容量を圧迫しますように。

 

以上、ポストを一生綺麗にできない人間の戯言でした。
まあ、ポストはプライベート空間だからOKということで。

私を殺す言葉

やっぱり、「私を見ている」立場の人の言葉はいつも私を動けなくさせる。

本当に見ているかなんてわからない。私のいつを、どこを、なにを見ているかなんてわからない。

わからないのに、その人から発せられる言葉が、せっかく立ち上がって再び走り出した私の脚を、腕を、身体を、絡め取ってまた沼に引き摺り込む。

私がネガティブなのがいけない。私が全部を真に受けてしまうのがいけない。個人的な感情を持ち込んで評価する人間の言葉なんて聞き流せばいい。

そう頭では思っているのに、

「病気を盾にしている」

「早く帰るから仕事を処理するのが遅い」

「遅いから頼めない」

「頼みたい時にいないから頼めない」

「そう思われてしまうよ」

こんな言葉が、私の何を見たんだと叫びたくなるような言葉が、耳の奥にこびりついて離れない。

 

そう思われてしまうよ、ではなくて、わたしはそう思っている、なのかもしれない。あの人以外は誰もそんなこと思っていないかもしれない。あの人は何人もの人間を抱えているからひとりひとりをよく見ているわけではない。そう思うようにしているけれど、だったらなんでそんなふうに思われてしまうのかとか、他の人が本当にそう言ってるんじゃないかとか、私の上長であの人の部下なその人が私のことを「そう」報告してるんじゃないかとか。

周りの何を信じたらいいのかわからない。

周りとどう接したらいいか、まだ頼まれ足りないか、まだ働き足りないか、まだ隠し足りないか、まだ努力が足りないか、まだ、まだ、まだ、

 

私の何が遅いのかを教えてほしい。

私がトラウマになったからできないと言った仕事以外に何を断ったのかを教えてほしい。

いつ何を頼みたかったのかを教えてほしい。

私が何を処理できずに早く帰ったのかを教えてほしい。

 

何をどうすればこれ以上傷つけられないかを、教えてほしい。

私も、残業をたくさんしている人の方が好きで、みんなで残業していると「うちら頑張ってるね」って言っちゃうあなたが、心の底から嫌いです。